潜在意識はそう簡単には変わりませんが、焦らなくても大丈夫です。
日々、天国言葉や単語法を習慣にしている方は、すでに言霊の力を通じて自身の中で良い感覚をつかんでいるかもしれません。
ただ、「潜在意識を書き換える」といっても、中には本当に時間がかかってしまう方や、なかなか効果を感じられない方もいると思います。
私自身も、過去の嫌な記憶を思い出して苦しくなってしまうことがあるので、そういった時は、「ついてる」「強気」「大丈夫」「何とかなる」など、こういった前向きな言葉を連呼するようにしています。
「潜在意識を書き換える」ことが難しい理由は主に2つ。
1つ目は、現世で子供の頃から親や先生に何百回、何千回と言われてきた「言葉」を、脳が無意識に記憶していること。
2つ目は、前世で何百回、何千回と生まれ変わってきた中で、様々な経験があり、その時のことを潜在的に覚えていること。
これらのことから、「さぁ、今日から天国言葉を言うぞ!」と、何回か天国言葉を言っただけでは、そう簡単に潜在意識を書き換えることは難しいんですね。
なので、よく一人さんが「これは100回聞くとわかりますからね♪」とか、何をやるにしても「1,000という数字が大切ですよ☆」というのは、それくらい覚悟を持って数をこなさないと潜在意識がピクリともしないからなんです。
ただ、だからといって、天国言葉や単語法が現世だけでは効果が出ないというわけではありませんよ。
例えば、「一日1回一人さんの音声を聴いて10回天国言葉を言っている人」と、「一日2回一人さんの音声を聴いて100回天国言葉を言っている人」とでは、潜在意識を書き換えるスピードは大きく変わってきます。
また、すでに可能な限り言霊の力を活用されている方は、次のステップとして、例えば「ありがとう」の言葉を毎日一生懸命言うだけでなく、「ありがとう!と心から思いながら過ごす時間帯」を増やしていくこと。
「幸せな気分でいる時間帯」を一分一秒でも増やす
極端なことをいうと、心の針を上に向けて幸せな気分でいる時間帯が、一日の中で、一分一秒でも長い方がいいんですね。
人間の心はコロコロ変わるものなので、心の灯が消えた時は意識的に「ついてるついてるついてる。。」と口にし、心に灯がともっていて明るい時はそのままで大丈夫です。
基本的には「心が伴わなくてもいいから言葉ありき!」という考え方が一人さんの教えなので、最低限、心が伴わない時でも「言葉」だけは常に大切にしましょう。
そして、できたら人から「ありがとう」と言われるような行動も、可能な限りとるように心掛けてみてください。
万が一、何一つ効果を感じられなかったとしても、明るく笑顔で人に親切にしながら言葉を大切にする。これができていれば大丈夫です。
そういう波動を出している人には必ず神が味方しますし、来世の人生にもつながるからです。この先も、来世は何百回、何千回と続いていくものなので、全く焦る必要はありません。
そこで焦って不機嫌になり、愚痴や泣き言を口にしてしまうと、周りの人の心の灯を消してしまうことになりますからね。
自分の機嫌は自分でとり、その上で周囲の人の心に灯をともしてあげるようにしましょう。