潜在意識を書き換える「単語法」って何?
斎藤一人さんの天国言葉8つを口癖にすることができたら、今度は「単語法」を覚えることで、より効果的に言霊の力を発揮することができます。
単語法とは、例えば、「強気」になりたい人の場合、強気!強気!強気!と、一つの言葉を何度も口にします。
他にも、「絶好調」、「大丈夫」、「何とかなる」、「圧」、「勇気」、「元気」、「笑顔」、「愛」など、今の自分に必要だと思う単語を繰り返し唱えてみてください。
次第に、あなたの脳の潜在意識が、『全ての言葉には意味があるんだ』ということに気づいていきます。
例えば、勇気という言葉では「言う気持ち」が大事であること、愛は「一番大切なことだからあ・い・う・え・お」の一番最初の言葉であること、出会いは「外に出て人に会うこと」など。
また、一人さんいわく、「千(1,000)」という数字には不思議な力があるということなので、一つの目安として千(1,000)という数字を目標にしていきましょう。
言霊の力は、計1,000回以上口にした時に、日々の感覚や起こる現象に変化が出てくると言われています。
天国言葉を唱える理由はとても簡単で単純明快です。
人間は誰でも「潜在意識」を持っていますが、この潜在意識を書き換えるための方法は「天国言葉」が最も効果的です。
なぜ、潜在意識を書き換えないといけないのか。その答えは、シンプルに「幸せ」を感じながらこの人生を生きるためです。
実は、人間の脳には、過去に経験した失敗や後悔、恨み、憎しみ、不安、恐怖、劣等感など、いろんなものが刷り込まれているんですね。
そういった脳への刷り込みは、幼少期からこれまでの人生だけでなく、「前世(過去世)の分」も含まれています。前世といっても1回2回ではなく、輪廻転生といって何度も何度も生まれ変わっていて、その時の記憶が潜在的に残っているんです。
もちろん私を含め、当時のことを覚えている人はいないと思いますが、例えば、現世でいろんなことから逃げてしまう性格の人は、過去世で「怖い思いをたくさんしていて、逃げなければ生けていけない境遇で生活していた」可能性があると、とらえることができます。
人に対する警戒心や許せない感情を持っている人も、同じような考え方ができるわけです。その代わり、才能を持って生まれてきた人は、前世の体験をうまく生かすことができるケースもあります。
例えば、ピアノで3才くらいから天才と呼ばれ活躍する人は、過去に何代にも渡って、ピアノの経験を積み重ねてきたのでしょう。
つまり、人間一人一人が抱えている潜在意識、そしてそれに対する課題(意志)は異なるということなんですね。
人は100の定めに対して、100の意思を持っているので、覚悟を持って向き合えば100-100=0で必ず相殺(そうさい)されるようになっています。だから、よく「神様は乗り越えられない試練は与えない」と言いますが、あれはまさにその通りです。
だから、強気になりたい人は強気、強気、強気、、、と単語法を日々繰り返すことで、潜在意識に「強気」が刷り込まれていくことになります。
この単語法を知らない方、または知っていても信じることができない方は、弱い自分を変えるために一生懸命、習い事をしたり人一倍努力すると思います。もちろん、その努力自体は本当に素晴らしいことです。
ただ、どこかのタイミングで上には上がいることを知った時、「やっぱり自分にはダメだった」と弱気に戻るのではなく、一度、騙されたと思って、『言霊の力』を活用してみてください。全く信じられなくても大丈夫です。
言霊の力は、心が伴っていなくても「はじめに言葉ありき」という仏教の教えが根底にあるので、心から思えていなくても気分や感覚、起こる現象として実感することができます。
ぜひ、マイペースで構わないので、日々の習慣として実践してみてくださいね♪