斎藤一人さんはお金持ちになる前から魅力的だった【柴村恵美子先生】

斎藤一人さんはお金持ちになる前から魅力的だった【柴村恵美子先生】

 

柴村恵美子さんの音声(文字起こし)

 

続きまして、柴村恵美子先生です。柴村先生は斎藤一人さんの一番弟子で、『斎藤一人の不思議な魅力論』、『斎藤一人の不思議な幸せ法則』の著者でもあります。かっこよくて魅力的で、超セレブな柴村先生の講演のタイトルは、「不思議な魅力論」です。柴村先生、よろしくお願い致します。

 

皆さん、こんにちは。柴村でございます。今日は、「不思議な魅力な話」をさせて頂きます。私も本を出しまして、最近あちらこちらで講演を頼まれるようになりまして、行きましたら「一人さんの魅力ってどういうところですか?」とよく聞かれるようになりました。

 

私も30年一人さんと知り合っておりますから、ずっと見ておりましたら、「ははーん。ここかあ。ちょっと普通の人と違う一人さんの魅力だな。」というところを、発見したんです。皆さん聞きたいですか?それでは話させて頂きます。

 

私が18歳の時に、一人さんと専門学校で会いました。入学式のその日、偶然にも一人さんは私の後ろに座っておりました。今のように、顔も髪の毛もつやつや。そして、華やかな色の服を着て、とても素敵な感じの方でした。

 

 

そんな一人さんがお昼休みですね。私に一番最初に話しかけた言葉が、「あなたとは、長くなりますね。」私は、「専門学校ですから、2年ですよね。」と、こう言いましたら「いいえ。一生のお付き合いになりますよ。」

 

「え?私はなぜそれがわかるんですか?」と聞きましたら、一人さんはにこっと笑って、「前世からのお約束なんですよ。」「え?」もう私は頭の中が、なんのこっちゃと思いました。不思議な、変な人と思ったんですね。

 

そして、今、30年も付き合っております。もうわたしはこれから一生付き合っていくと確信しておりますから、ずっと前に当たったわけなんです。そして、一人さんの魅力の話に移りますけれども、学生時代、一人さんと私は、よくお食事に行きました。ラーメン屋さんの時もあります。

 

本にもよく出てくる、アジの開きの定食、定食屋さんとかですね、それからレストランとか、言っておりました。そんな時ですね、お水を持ってくるウエイトレスさん、そういう人に一人さんは、「ありがとう。」とか「美味しいですね。」とか言うんです。

 

ご飯を食べてお会計をするときも、「とても美味しかったですよ。」とか言うんです。非常にそのころ、そのようなことを言う人は少なかったので、私は「一人さんってずいぶん丁寧な方だな。」と思っていたんです。そんな感じでいましたら、ある日、一人さんとドライブに行きました。

 

 

高速道路で切符を売っている方に「どうもご苦労様。ありがとうございます。」って言うんですよ一人さんが。暑い時なんかは、「暑いのにご苦労様ですね。」って言うんです。今だったらそんなことはないと思うんですけれども、昔は結構切符を渡す人も貰う方も、ぶすっとしてる方が多かったと思うんですね。そんな中でも一人さんは、笑顔で「ご苦労様。ありがとう。」を言っていました。相手の人も「いいえ。」って笑顔で返ってきました。

 

そして、高速道路で乗りましたら、トイレに行きます。そこでお掃除をしてる方に「いつも綺麗にしてくれて、ありがとうございます。おかげでとても楽しい旅ができますよ。」って一人さんが言うと、そのお掃除をしてる方たちも、「いいえ。素敵な旅を続けてください。」という笑顔が返ってきます。

 

最近、ずっと一人さんを見ていまして、周りの方も「昔から一人さんってああいう感じですか?」って一番聞かれるんですね、最近。一人さんって、昔っから、そうなんです。今ほど昔はお金持ってなかったんですけれども、持ってない時も優しかったんです。目の前の人に、優しい感謝の言葉をですね、いつもかけておりました。

 

よく、「お金がない。」とね、私聞いたことがあるんですけれども、お金がないといじけちゃうっていう人や、お金を持っちゃうと威張っちゃったりね。態度が横柄になっちゃうっていう人がいる中で、一人さんって、そういうこと全くしない方だったんです。私は一人さんのそういうとろこにまた、すごい魅力を感じました。

 

よく見てみると、一人さんの歩いたところには笑顔の花が、いつも咲いていました。私はそんな一人さんを見て、「そういうところは見習っていこう。」って思っていました。そんなある日、一人さんが、スポーツカーのポルシェを買ったと聞きまして、ポルシェとはね、すごいスピードが出る車なんです。

 

 

私も若いころは結構スピード狂で、「もう高速にね、乗ってすっ飛ばしたら気分がいいだろうな。と思って、一人さんに乗せてもらうことになりました。一人さんに、ポルシェ乗ったその車ですね、まず高速道路に乗る前に、バスの後ろを走ってました。停留所でバスが止まると、なぜか、そのポルシェも一緒に止まってました。

 

結局バスに乗ってる人と同じ速度で走ってたんですね。変に思った私は「一人さん、なんで抜かさないの?」って聞いたら、「いや、急ぐ旅でもないしね。ゆっくりの方が楽しいから。」って気楽な感じです。私は「そうか。でも高速に乗ったら、きっとすっ飛ばしてくれるんではないかな。」と期待を込めてですね、高速道路に乗りました。

 

乗ったら一人さんは相変わらずマイペースで走ってるんです。後ろからトラックがやってきました。「ここは抜くんじゃないかな。」皆さんもそう思いますよね。せっかく速い車に乗ってるんですから。そうすると一人さんは、すっと左の二車線に避けて、お先にどうぞっていう感じで、車を行かせてしまうんです。「あら?今抜かし時だったよな。」と思いながら、また車が来ると、どうぞと避けます。

 

私は聞きました、一人さんに。「一人さん、今行き時だったのに、なぜこっちにどけちゃったの。」聞いたらですね、なんと一人さんは、「だって俺達は遊びでね、車乗ってるけど、トラックの人たちは仕事してるんだよね。だから仕事が最優先だよ。」「へえ。だったらね、別にスポーツカーじゃなくてもね、いいんじゃないの。」って皆さんも思いますでしょ。

 

 

私もはっきりいって思いました。でも、そんなこと気にせず一人さんは楽しそうに運転してます。そんなこんなでドライブして、帰る頃には渋滞に巻き込まれました。

 

「私もちょっと疲れたな。」なんて思っていましたら、一人さんもちょっと疲れた様子だったので、「あーあ。」ってため息のような言葉をついたので、「一人さんもため息つくことあるんだな。」と思っていたらですよ。そのあとです。

 

「あーあ。幸せだな。」さらに、もうひとつ。「あーあ。楽しいね。」そういう風に言った一人さんを見て、私もおかしくなってしまいました。そして、疲れがすっ飛んでしましました。一人さんって本当に会う人会う人に、笑顔の花を咲かせます。

 

そして、「幸せの配達人なんじゃないかな。たくさんの人に幸せをお届けする、配達人なんだな。」って思いました。私もそんな一人さんを見習って、笑顔で愛の花を咲かせるように頑張っていましたら、今、私の周りにたくさんの素敵な仲間が集まってきてくれました。

 

今、私は本当にそういう皆さんに出会えて、とってもハッピーで、幸せです。今日は、こんな素敵な笑顔いっぱいの皆さんに出会えて、世界一幸せです。ありがとうございました。

 

柴村先生、ありがとうございました。もう一度、大きな拍手をお願い致します。

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