一人さんの口癖から学んだ「幸せ」のコツ【小俣和美先生】

一人さんの口癖から学んだ「幸せ」のコツ【小俣和美先生】

 

 

小俣和美先生の音声(文字起こし)

 

続きまして、小俣和美先生です。小俣先生は、斎藤一人の『あっと驚く幸せ』を始め、5冊の本を出版されています。そして今、『幸せ78』というラジオ番組のパーソナリティーも務めていらっしゃいます。元気いっぱいに活躍中の小俣先生の、講演のタイトルは「幸せのコツ」です。小俣先生よろしくお願い致します。

 

温かいご声援ありがとうございます。こんにちは。小俣和美です。カンタとジロウの母でございます。よろしくお願い致します。

 

今日はですね、一人さんからいっぱい色々教えて頂いた中で、とても簡単なお話をひとつさせて頂きます。ちょうど出会った20年前にあったエピソードをひとつ、お話しします。よろしくお願い致します。

 

私の父はですね、戦争を体験しておりますので、あの時代はみんな結構どこの親達も、厳しかったです。私の父も、非常に優しくて、厳しい人でした。ほとんどですね、口から出るのは小言、文句。それから手は殴るためにあるように、毎日のように殴られておりました。

 

「お前ほど馬鹿なやつ見たことはない。」とか、常にそれしかなかったので、私は「私ほど馬鹿な子は、この世にいないのかな。」もうかなりコンプレックスがあって、そんな私が大人になりました。

 

ちょうどあの時代はですね、やはり皆さんもそうだったかもしれません。「自分の幸せより、周りの人を先に幸せするんだよ。」って言われてきました。ていうことは、「私は毎日殴られてるし、私の幸せはないんだ。」ってちょっと諦めていました。そしたらですね、斎藤一人さんに出会いました。

 

 

20年前、お弟子さん達とドライブに車で出かけておりました。その時にですね、なんかちょっと緊急の連絡が入ったんですね。どうも見てると、「なんか問題が起こったみたい。きっと工場でなんかミスかなんかあったのかな。大丈夫ですか?」って言ったら一人さんは、車にお座りになってますので、まずベルトを緩めました。

 

そして普通だったらね、「全く本社はしょうがない。」とか「工場はどうのこうの。」とかちょっと愚痴とか文句とか不平とか出ちゃうところを、一人さんは「幸せだなぁ♪」っておっしゃったんです。私は「なんかちょっとこの人変?」とかちょっとかなりびっくりしたんです。

 

「たまたまかな?今日たまたまこういうことをなんか言っちゃったのかな。」と思ったら、いつでもそうだったんです。もう本当にどんなことがあっても、ベルトを緩めて「幸せだな^^」っておっしゃるんです。

 

私達って本当にこう、常に何かがないと幸せじゃない。例えば「お給料が安いから幸せじゃないのよ。」とか、それから「おうちがないから。」とか。「私まだ結婚してないから。幸せじゃないのよ。」とか。必ず何かや誰かと比べて、幸せを色々言うことありますよね。

 

 

でも、一人さんが教えてくださったのは、「今、今ですよ。自分で幸せって思うこと。そして、幸せだと言い続けることが大切だ。」っていうことを、私は教えて頂きました。私も最初は本当に、探さないと言えません。よっぽど美味しい物食べた時とか、たまーにしか言えなくて、「これはまず言おう。」と。「幸せ!」って言うだけでいいんです。

 

それで、一人さんを見習って、やることになって、だんだん一個か二個。例えば私、今朝目が開きました。5時45分でした。「幸せだな。今日名古屋だな。」って思って、ワクワクして新幹線乗りました。富士山が見えたんですね。今日はあいにく雲がかかってましたけど、とても美しい姿を見せてくれました。

 

思わず車中で「幸せだな」って言いました。もちろんベルトを緩めてですよ。隣がびっくりして起きてしまいましたが。そんなことをやっているうちに、なんか幸せなことが起こった時だけじゃなくても、一人さんのようになんか「ついてないな」とか、トラブルが起こった時でも、もう真っ先に「幸せだな。こんなのがきちゃって幸せだな。」っていう風に、だんだんなりました。

 

 

「幸せだ。」って言ってることで、幸せって本当にだんだん自分で思えるようになり、先ほど言いました、どう考えてもこれが幸せって思えないようなことでも、幸せって言いきれるようになりました。私も一人さんと一緒にお仕事をさせて頂いて、一人さんが納税日本一になった時、私もおかげさまで全国で91番という、そんな位置につけさせて頂くことができました。ありがとうございます。

 

それで、ずっとずっと「幸せ。幸せ。」って言ってたら、私先々月でしたっけ。名古屋ドームでSMAPのコンサートに来たんですね、キムタクのファンなもんですから、私は勝手に、彼と納税の競争をしておりまして、今のところです。十何年間、キムちゃんには勝たせて頂いております。ありがとうございます。

 

私は今日皆さんに会えて、世界一幸せです。本日はありがとうございました。

 

小俣先生、ありがとうございました。もう一度、大きな拍手をお願い致します。

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