人の道|幸せと不幸を決める運命の分かれ道【斎藤一人】

人の道|幸せと不幸を決める運命の分かれ道【斎藤一人】

 

 

斎藤一人さんのお話(文字起こし)

 

はい、おはようございまーす。え~と、このテープは、ついてる神社に始めて来たら聞くテープというテープなんですけど、聞いた人がぜひ、100回聞きに入れてほしいっていうことで、100回聞きに入れることにしました。

 

え~、みなさんも100回聞いてください。よろしくお願いします。はい、おはようございます。

 

今日は、え~、道の話をします。え~、例えばですね、剣道・茶道・華道とかって、「道」というのがついてます。え~、これは技術だけの話じゃないんだよ。道って何ですか?って、仏の道っていうのがあるんだよ。自分がどんどんどんどん仏様に近づいていく。

 

死ぬとかってことではないですよ。魂的な話だよ。魂がどんどんどんどん成長して行く過程を「道」というんだよ!っていうことなのね。

 

例えば、剣道っていうのは、ただ放ったらかしてやっとけば、人をやっつけたり、切り殺す技なんたけど、だんだんだんだん江戸時代になってくると、めったに人なんか切りやしないし、そうなってきた時ちゃんと挨拶する。

 

「始める前に挨拶をして、終わった後に礼をする」っていうのは、どういうことかっていうと、

 

◎この人がいるから自分は強くなれるんだ。
◎この人がいるから自分の成長がわかったんだ。
◎この人がいるから自分の弱さがわかったんだ。

 

「ありがとうございます」といって、必ず挨拶するんだよ!っていうのが『道』なんだよね。

 

それで、あの、「ついてる神社」なんかでも、例えば、「今日は何かのスープだよ♪」とかって、豚汁作ってくれてる人がいたり、今日は豚汁だよって出してくれて、それを食べて、帰りにほとんどの人は「ごちそうさまです」って言うの。

 

ところが、中にはごちそうさまも言えない人がいるんだよね。作っている人は「別に私はごちそうさまと言って欲しくてやっているわけじゃないからいいんです」って言う人がいるんですけど、そう言う問題じゃないんだよ。

 

ごちそうになったら「ごちそうさまでした」って言うのが、礼儀なんだよ。それをここで言えないようだったら、どこへ行っても言えないよ。

 

親にご馳走になっても「ごちそうさまでした」とか、朝、「おはようございます」とか、帰りに「お先に失礼します」とかって言うのが、「人の道」なんだよね。

 

それができるとかできないとか「僕それはずかしいんです」とか、恥ずかしいもくそもないの。ごちそうになったら「ごちそうさま」なんだよ。で、そんなことも言えないだから社会性ができないんだよ。

 

人間ってのはルールがあるんだよ。言葉のルールっていうのがあるんだから、それを教えてやんなきゃいけないよ。

 

だから、ここの「ついてる神社」っていうのは、そう言うことを気持ちよくやる。「豚汁一杯飲んでいきな」っていうのは愛なの。出すのも愛なんだけど、受ける方も「ごちそうさま、ありがとう美味しかったよ」って言うのが愛なの。

 

ここにひとりさんが好きだから来てくれたと思うのだけど、ひとりさん、どっかへ行ってお勘定出すでしょ?って。

 

お勘定出しても、帰りに「ありがとうね」とか「ごちそうさま」って言うんだよ。

 

お金出してるから言わなくてもいいと思っている人いるんだけど、それは違うよって。

 

じゃあ、100円玉食べてみなって。お腹いっぱいになるかい?って。お金出したからいいんじゃないよ。魚採る人いる、肉作る人いる、野菜作る人いる。

 

それを市場で売る人がいる。それを買ってきて料理してくれる人がいる。それで始めて食べられるんだよ。そこまでの過程を全部考えた時、「ありがとうね」とか「ごちそうさま」って最後に言うのは、当たり前なんだよって。ね?

 

で、そんなこともできないから社会生活が送っていけないんだよ。ほとんどの人はできるんだよ?だけど、ちゃんとできない人がいたら教えてやらなきゃいけないの。

 

それと、「ついてる神社」って、天国言葉とか地獄言葉、これ言っちゃいけないよっていう「総本山」みたいな所なんだよ。それなのに、そこへ来て平気で愚痴言っている人いるけどおかしいよ。

 

それって「葬式」でね、みんなが泣いているとこ行って、大きい声で笑い話してたらおかしいでしょ?それと同じぐらいおかしいんだよ。ここは天国言葉の道場なんだよ。ね?

 

それから、自発的にね、本部(東京のツイてる神社)でやってんだけど、誰がやり出したかわかんないけど、「金持札」を「お財布の中に入れて充電するといいんだよ」といってやってるんだね。

 

そうすっとね、ああいうの遣り出したら、「それいいですね」って言えばいいだけなの。

 

「迷信だ」とか「ああいうの私信じない方なんです」とか、そこに行ったら、そこのルールみたいなものがあるんだよ。

 

善光寺に行くと、みんなが煙を頭や体につけたりしてるんだよね。そこへ行って「迷信だと思います」と言っちゃダメだよ。みんなが楽しくやっていることをブチ壊しちゃいけないんだよ。

 

あんたが何思っててもいいから、それより場面を見な。よーく場面を見て、みんなが楽しそうな雰囲気で、そこでそんな事やって良いか考えな。もし、そんな事言うような人だったら、あんたどこでもやってるよ。

 

「あ、こういうのっていいですよね」「こうやって煙を浴びて、自分も清らかになったような気がします」って、相手を傷つけない。さらっと、自分の意見を言いたかったら、そういうことを考えな。

 

本屋とかでもそうだけど、置いてあるからずっと本を読んでいる人いるけど、立ち読みなんかしちゃいけないんだよ。パラパラっと見て、買うか買わないかを決めるんだよ。ね?それで、貸し出しの本だったら借りてってもいいんだよ。

 

そういう事をマナーとして、さっさっとできるようにならなきゃいけないよ。しゃべることも、天国言葉をしゃべんなきゃいけないよ。

 

お店やってる人も誰だってね、愛でスープ作ったんだから「ごちうさま」って言わなくたっていいつもりだからやってんだよ。タダででも配るって。

 

おみやつけ一個作るったって大変なんだよ。味噌買ってきてお湯沸かして作ってんだよ。中にはね、「ありがとうね」って、野菜を持って来てくれる農家の人もいたりして、いろんな「愛」があるんだよ。

 

その中で、自分はお礼も言わないで食ってて、当たり前で、「感謝はしているけど言うのは照れくさくて」って言うけど、それじゃ社会生活送れないよ。ね?ちゃんと、ごちそうになったら「ごちそうさま」、「お先に失礼します」。

 

それから、私「ついてる神社」に来ると、充電されて楽しいです♪あんたばっかし充電されてどうすんの?

 

次には、次の人が来た時にね、お参りの仕方自分が教えるとか、ちょっと自分がお茶を入れてあげるとか、1回目2回目わかんないのはいいよ。3回も4回も来てて、ずーっと座ってるだけで、本当にそれでいいと思ってるの?そういうとこじゃないんだよ。

 

ここは「魂の道場」なんだよ。で、1,000人に一人ぐらいしかそういう人っていないんですよ。1,000人に一人いたら、そういう人を注意してあげるの。「あんたダメだよ」って。ここでも言えないようだったら、世間で言ってるとは思えないよ。

 

あの、「私ひとりさんの弟子なんです」「私ひとりさんのこと大好きなんです」って、お師匠さんに恥かかせてんのと同じだよ。自分の大好きな人に恥じかかせたらおかしいだろう?ね?

 

誰だってこんな細かい話したくないんだよ。だけど、1,000人に一人、万人に一人、ひとりさんが好きで来てんだろ?って。

 

だとしたら、俺はそういう人が世間でそういう事してる。みんなが、あんたを見てて嫌われるのがかわいそうだと思うんだよ。だから一生懸命しゃべって教えてんだよ。ね?

 

誰だって豚汁一杯でお礼を言え!とか言わないよ。俺はそれを言いたいんだよ。ここで言ってないあんたは、世間で言ってるとは思えないよって。ね?

 

それから、みんなが万歳ってやってるのに、自分は恥ずかしそうにしてやらないとか。みんなが万歳ってやってたらやるの。で、自分がやってもらったらうれしいけど、人にやるのはなんか恥ずかしくてって。

 

恥ずかしいもくそもないんだよ。ごちそうになったら「ごちそうさま」。ね?みんなが楽しそうに万歳!ってやってたら、自分もやればいいの。

 

長野の善光寺さんに行って、みんながこうやって煙を浴びて、「これをやったら病気が治るんです」「厄が落ちるんです」って言われたら自分もやるの。

 

どうしてもやりたくない人は、そういう所に行かないの。行って能書き言っちゃダメだよ。そういうとこ行ったらそうなの。わかるかい?『郷にいれば郷に従え』というのは、魂の精神論者としての最低のマナーなんだよ。

 

で、帰りに「ごちそうさまでした」とか、タダでごちそうになってるのに「ごちそうさま」も言えないようじゃダメだよ。

 

ひとりさんのお弟子さんっていうのは、お金を払っても「ごちそうさま」っていう人なんだよ。

 

「ありがとうね、美味しかったよお母さん」「お姉さん、美味しかったよ」っていうのが、ひとりさんの弟子なんだよ。それをできるためのここは「道場」なんだよ。

 

そこの道場へ来て、愚痴言ったり、泣き言言ったり、ごちそうになっても「ごちそうさま」も言わないようで、ひとりさんファンですとか、弟子になりたいんですとかって。その前に、自分のやること考えて、日常生活生きていかなきゃダメだよ。

 

この言葉は、「愛」に聞こえなきゃダメだよ。お説教で言ってんじゃないよ。誰だってお説教なんか言って嫌われたくないんだよ。「あぁ、私のためにこうやって言ってくれる人がいる」って、そう思うのが、このツイてる神社に来る人の気持ちだよ。

 

そういう気持ちで聞いてくださいよ。これが「道」だからね。この道の場所を「道場」としてみてくださいね。どうも、ありがとうございまーす。

 

ーーーーー
はい、あの~、最後に、これは質問じゃないんですど、『道の話』をします。これから、いろんなテープでこの『道の話』を最後にするようになると思います。

 

えー、何回も聴いてください。人には、実は人生っていうのがあるんですよ。人生っていうのは、一つの道なんです。

 

だから、私には私の道があります。あなたにはあなたの道があります。いくら、人のことうらやましがっても駄目です。自分の道があるんです。で、その道を歩くしかないんです。

 

え~、こう言うとおかしいんだけどあの、偉いとこの家に生まれりゃ生まれたで大変なこともあるんです。

 

みんないろんな道があるんです。人のことを羨ましがってもだめなんです。で、自分の道を歩くしかないんです。

 

ただ、この道をふてくされながら歩くこともできるんです。「やんなっちゃたな」って言いながら歩くこともできるの。でも「楽しいな」とか「幸せだな」とか、「あ、道に花が咲いてんじゃん」とか。どの道もいろんな人と出会います。

 

「こんにちは」とか、「ごきげんいかがですか?」とか、挨拶して、ニコニコ挨拶しながら行くこともできるんです。で、どんな道でもいいからニコニコ、ニコニコして歩いていると、必ず分かれ道がくるんです。

 

幸せの方へ行く道と、不幸な方へ行く道があるんです。

 

で、不平不満だとか、ああなったらいいな、こうなったらいいなって言いながら歩いてると、必ず不幸の方へ行くんです。

 

「この道幸せだな」とかね、「今日もご飯が食べられて幸せだな」とか、「日本に生まれて幸せだな」とか、「今日みんなと会えて幸せだな」って言いながら歩いてると、分かれ道で必ず良い方に行くんです。

 

で、またしばらく行くと、また分かれ道があるんです。常に、ある程度行くと分かれ道が出てくるんです。

 

だから、どんな酷いところからでも、また幸せにあがってくるんです。で、どんな幸せな人でも不平不満を言いだしてくるとどんどん落ちてくるんです。

 

人の運命は変えられるんです、本当に。だから、あなたが「幸せだね」とか、今は子育ての問題なんだけど、「お前のこと信じてるよ」とか、「お母さんとお前で仲良く暮らそうね」とか。

 

心があったまるような、人に聞かれても爽やかなような答えを出してると、幸せな方に幸せな方にいくんです。

 

だから、本当にあの世で結婚しないと決めてきたような人ですらお嫁さんが来たり、そのお嫁さんと仲良くいったりするんです。
で、不幸なこと不幸なことって嫁さえきてくれればとか、この子にってこういうなんつーの不平不満…。あの、望みというのは不平不満なんですよ。

 

あなたの言ってるのは、望んでんじゃないんです。現状に不満を言ってるんですよ。で、不満を言ってて、もしお嫁さんがきたら、ほんとにその不満と同じくらい不満のお嫁さんがくるんです。

 

不満と不満がぶつかったとき血みどろの戦いになるんです。だから、あなたは幸せになりたいんですか?不幸になりたいんですか?って。

 

今のこの道を「幸せだね」とか、ね?「お前と仲良く生きようね」とか、子供のこと「信じてるよ」とか。子供の成績すごいがっかりした顔して「いい?お母さんあんたのこと信じてるから」って、顔が違うの。幸せの道じゃないよそれって。

 

それより「お母さんはあんたのこと本当に信じてるよ。」って。「成績なんか気にすることない。」って。お母さんだけは絶対味方だよ、お父さんだけは味方だよって言ったら、この子もいい方にいい方に行くの。

 

常に分かれ道があるんだよって。不平不満を言いながら幸せになることできないよ。

 

えー、このテープはね皇帝ペンギンの話なんだけど、この皇帝ペンギンは何ですか?っつったら、あんなもう最悪に地球上で最悪の環境がね、あの南極だったり、北極だったり、あの環境の中ですら肯定的に生きる、動物がいるんだよねって。

 

あの子たちは、あそこが最高だと思ってるんだよって。それを言いたいのね。えー、人には人の道がある。鳥には鳥の道がある。すべてのものには道がある。

 

えー、道教でいうタオの世界だよ。地球は、地球の道があるんだよ。太陽の周り全くくるいなく回るっちゅう、月には月の道がある。で、幸せには幸せの道があるんだよ。えー、以上です。ありがとうございました。

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