子どもを心配する「親の心」に間違いがある【斎藤一人】

子どもを心配する「親の心」に間違いがある【斎藤一人】

 

 

 

斎藤一人さんの音声(文字起こし)

 

世界のお母さん。ここはあの、お母さんがいっぱい来てくれてますよね、今ね。

 

ただ、日本のお母さんが多いんです。日本のお母さんって何ですかっていうと、えー、心配する、謙遜する。ね?「ダメなのよ、うちの子は」。ね?

 

それから、えー、何でも心配してるのが親の務めだと思ってる。で、世界のお母さんって何ですかっていった時、うちもあの女性もだんだん経営者が出てきた時に、お母さん経営をするんです。

 

 

そのお母さん経営は全然悪くないんですよ。ただし、世界のお母さんにならなきゃいけない。世界のお母さんって何ですか?ったら、「大丈夫だよ、信じてるから」。心配するより信じることなの。

 

「あんたのこと信じてるよ!」この一言。心配だっていうことはどういうことか知ってますか?信じられないってことなんです。お母さん、あんたのこと心配で。あんたのこと信じられなくてって。同じことなんです。

 

親にも信じてもらえないような人間が、社会へ出て立派にやっていけるんだろうか。それよりも、「お母さん、あんたのこと信じてるから大丈夫だよ!」この一言が、どのぐらい子供にとって、えー、自立を促すと同時に、人間として扱われてるって気がはっきりするんです。

 

 

だから、日本人は日本記録は出してもどーも世界記録は出せない。世界に通用しないんです。それは、お母さんが「あんたのことが心配で。。」それから、どこ行っても「うちの子はダメなのよ」。ね?ダメなのよダメなのよって言われると、ダメなような気になっちゃうんですよ。

 

松くい虫っているでしょ?あれ松くい虫って言われてるうちに松しか食えなくなっちゃったんです(笑)これ嘘ですよ?(笑)でもね、松くい虫は影響されなくても、人間はいつも言われてるとね、影響されるんですよ。

 

だから、ダメだダメだで育てられるとダメな子になっちゃうんです。だからもうやめて、「信じてるよ!」って。会社でうちの女性の社長達も、「あんた信じてるからしっかりやんな?」っていうと、できるんです。一回二回うまくいかないだけなんです。

 

最初っからうまくいかないだけなんです。でも、人には等しく能力があるんです。

 

えー、この中で一輪車乗れる方はいない。。か、いるかわかりません。「一輪車乗れる人いるかな?いないね」。

 

ただ、練習すればおそらく全員乗れるんです。最初っから乗れないだけなんです。物事はそうなんです。

 

ーーー

 

はい、おはようございます。

 

え~とね、えー、世界のお母さんっていう話しをします。え~、日本のじゃない。

 

日本のお母さんでもいいんですけど、あえてなぜ「世界のお母さん」って言うかっていうと、これからあの、女性の社長も増えてくるんですけれど、どうしてもあの、女の人はね、どうしても「お母さん経営」になりやすいんですよ。

 

で、お母さん経営になっても構わないんですけれど、どうせなるなら世界のお母さんにならなきゃいけないなっていうことです。

 

それは、どうしても日本のお母さんだと、え~、過保護になる。心配する。それから、もう一つ、あの、謙遜する。これが日本の美徳になってるんですけど、これで経営をやっていくと、ちょっと経営が難しいんです。

 

なぜかっていうと、え~、過保護になると、最初はね、なかなかできないんですよ。物事って誰でもね、慣れですから、さっき言ってた「そうだよね」っていうんだって、慣れないとできないんですよ。

 

で、最初できないと、なんとなく、「僕はできないから」とかって思っちゃったりするんですけど、練習すりゃできるんですよ。

 

 

で、練習させるっていうのは、信じてるからね、心配っていうのは逆なんですよ。

 

「大丈夫だよ!最初できなくてもすぐできるようになるよ!」っていうことですよね。

 

それから、まぁ、心配すること、それから、謙遜することっていうのは、ついつい、「ダメなんだようちの人達!って言ったり、ね?極端なこというと、うちのオペレーターがとか、うちのはダメなのよ!とかって、ふっと言っちゃうんですよ。

 

それが謙遜であり、美徳なんですよね。日本のお母さんからすると。

 

だけど、自分のこの組織っていうのは、自分達のものだから、うちの組織は日本一なのよ。だから、絶対大丈夫よ。あんたたち、信じてるからね!って言わないと、強い組織になっていかないんですよ。わかりますか?

 

 

だから、信じてあげること、褒めてあげること、どんどんやらせること。

 

で、なかなか日本では日本記録みたいなの出るけど、世界に行くと、通用しないんですよ。

 

で、世界のお母さんにならないと、世界に通用する人間が作れない。

 

だから、日本ってもう、否が応でも世界と競争してるんです。で、世界が外国なんです。

 

で、うちは日本の商売だからっていっても、お百姓さんだってこれから外国からお米がバンバン入ってくるよ。そういう時代に、やっぱし、大切なことって、世界のお母さんになることなんだ。

 

 

子どもを教育する時も、会社を作る時も、お母さん経営は全然敵わない。

 

ただ、日本のお母さんではいけない時が来る。世界のお母さんになった時、みんなも助かるし、その人も助かる。

 

で、そういう時代が来るんだな♪っていうことをちょっと頭の中に入れといてもらいたいです。

 

心配するより信じること。ね?え~、それから、何でも最初っからうまくいかないんです。

 

難しいものはないんです。だからね、ヨチヨチ歩いてた子が、やがてはかけだすようにもなるんです。

 

飛んだり跳ねたりするよりようにもなるんです。でも、ヨチヨチ歩きを心配してやらせなかったら、絶対に歩けないんです。ね?

 

 

だから、人は初めてやることは、最初っからうまくいかないんです。

 

だから私達だってそうですよ?人がやってるの見ながら、自分がちょっとやってみて、「俺は才能ない」とかって言うけど、最初はだいたいその人もそうだったんです。

 

あの、カールルイスも最初からかけだしたんじゃないんです。ハイハイしてたんです(笑)

 

そのことだけは確かです。そのうち、伝え歩きしてってことだから、何でもそういうことなんだよって。

 

それを見てあげるっていう「世界のお母さん」にならないといけないよ。

 

うちの会社って女の人多いですからね。でも、これってお父さんも同じかもわからないんです。経営においてね。

 

男も女もない時代です。その中で、自分が目指す時、日本のお母さんより世界のお母さん。

 

で、もう日本は世界の一つなんです。だから、日本のお母さんでは苦しい時が来ますよ!っていうことです。

 

どうもありがとう。

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