宇宙が今のあなたに気付いてほしいこと☆【斎藤一人】

宇宙が今のあなたに気付いてほしいこと☆【斎藤一人】

 

 

斎藤一人さんのお話(文字起こし)

 

この地球が天国になる話

 

はい、おはようございまーす。え~、今から、みんなが幸せになる話をします。これしか、不幸から抜け出す道はないということで、この話をします。え~、非常にあの、簡単な話なんですけど、分かってくれる人が少ないです。

 

100人に1人、分かってくれればいいと思ってます。え~、始めます。だいぶ前から、あの、話してるんですけど、人は何度も生まれ変わるんだよ。それから、親というものを自分で選ぶんだ。

 

なんのために親を選ぶのか、なんのために人間は何度も生まれ変わってくるか、それから、仕事には呼ばれるんです。親は自分で選びますけど、仕事というのは、その人のぴったりの職場に呼ばれます。

 

人はなんで、こんなに何度も生まれ変わり、輪廻転生を繰り返すかっていうと、一つの修行があります。その一つの修行というのが、実は、『劣等感の克服』ということです。

 

で、いきなり、劣等感と言われても何のことかわからないし、自分が劣等感を持ってるとは思っていないんで、この話の一番難しいところは、ほとんどの人は、自分が劣等感を持っているとは別に気が付いてないんです

 

それと、また親の方も、劣等感を与えているとは思っていないんです。だから、両方が気が付いてないから、実は、人は苦しむんです。で、そのことに気付いちゃうと、「あ~なるほど、そういうことか」っていうことが分かります。

 

それで、面白いんですけど、この問題は、わかると大体の謎が解けちゃうんです。だから別に、そんなにいろいろ解決しようとしなくて大丈夫なんです。わかればいいんです。

 

で、本当はこの話を聞くと魂はわかります。ものすごい簡単な話ですから、バカバカしいほど簡単な話です。

 

じゃ、今から人は、どういう形で劣等感を持つかということを話します。

 

まず、魂は親を選んで生まれてきます。それで、例えばおとなしい子は、おとなしい遺伝子のところに入ります。

 

よく、キレちゃう子っていうのは、キレやすいような遺伝子を選んできます。そこで、どんな修行をするんですか?っていうと、実は親というのは、非常に未熟な魂なんです。その未熟な魂で、実は子供を育てるんですけど、子どもは親が未熟だっていうことがわからないんです。

 

親が未熟だっていうことがわからないと、実は、親は子どもにとって絶対だから、自分が未熟なんじゃないかと思ってしまうんです。

 

今からどのような形で人はコンプレックスという、劣等感を持つかということを話します。

 

親の未熟というのは、だいたい「2通りパターン」があります。それは単純にキレて暴力を振るう、酒飲んで暴力ふるうとか、そういう形の親がいます。で、これは未熟過ぎますから、すご~くよくわかります

 

それで、こういう親に育てられると、意外とですよ、これも大変なことなんだけど、人に言ってもわかりやすいです。うちの親はこういう暴力ふるってっていう形だとすると、非常にあの、わかりやすいんですけど、大概の未熟な親は、こういう手法は実はとらないんです。

 

実はどういうふうな手法をとるかというと、あの、自分のコンプレックスを「おまえのためだ」っていう形で出してくるんです。

 

まずあの、親がどのくらいコンプレックスあるかっていうと、親がコンプレックスを持ってると、劣等感を持ってると、自分は常に不当に扱われていると思うんです。

 

で、やがて子供もそういうふうに思うんだけど、劣等感があると、自分がすごい不当に扱われていると思い出す。今、親の話をしてるんですよ?そうすると、その親は世間に出て行っても、自分がやたら不当に扱われていると思ってる。だから損をしていると思ってる。で、なぜか悔しいんです。

 

だから、よくあの~、お酒を飲んで、「あいつが悪くてこいつが悪くて」って、自分以外はみんな悪いと思ってる人いるんです。あれは極端なコンプレックスがあるんです。要するに劣等感があると、自分はすごい損をしてると思っちゃうんです

 

非常にそれが悔しいんです。なぜかそうなんです。これは親の問題だからしょうがないんです。

 

で、そういう親が家に帰ってきて何をするかというと、2つのことをやり出すんです。

 

1つは、例えば、右上がりのきれいな字を書く人がいるとしますね、お父さんが。子どもが丸文字を書くと、そのことを異常に注意するんです。

 

「これはおまえのためだから」と言ってるけど、実は丸文字を書いていても誰も困ってないんです。それなのに、異常に教えてるっていうのは、必ず親にコンプレックスがあるんです

 

コンプレックスがあるから、そのことを一所懸命、一所懸命やって、うさ晴らしをしてるんです。愛情という名のうさ晴らしをしてるんです。

 

それからもう一つ、こういううさ晴らしの仕方もあるんです。例えば、子どもがピアノを始めたとします。男の子は空手始めたとします。

 

そうすると、やってみたら自分には向かないことが、子どもはわかったからやめたいのに、泣くほどやめたいのに、「やったことは最後までやってほしいのよ、最後までやってほしいのよ」って、ずーっと子どもに対して、ものすごい威圧してるんです。

 

お母さんはここまでやって、お母さんは内職してでもアルバイトしてでも、あんたの月謝出すからね!って、でも子供は嫌がってるんです。

 

最後まで続けてほしいって、最後っていつですか?最後ってどこですか?例えば、じゃあ初段になったらやめてもいいのか、ゴールを示さないで、ずーっと最後までって言ってんのは何なんですか?それは。

 

それって、自分のコンプレックスを他人で晴らそうとしてるんだよね。子供で晴らそうとしてる。で、自分でやったことは最後まで続いたんですか?お母さん。お父さんは最後まで続いたんですか?

 

この前、とんでもないテレビを見たのね。あのね、そのお母さんが、自分の好きなこと、得意なことやっているのに、「この子に、私が最後まで頑張る姿を見せたいんだ!」って。

 

あんた、自分が好きなことしてるんだよね?それがダンスの闘いだろうが、女相撲の闘いだろうが、自分の好きなことを一所懸命やっているんだよね?

 

それを子どもは嫌なんだよ?それと一緒にして、お母さんのえらさを見せようとしてるんだよね。それでコンプレックスを晴らそうとしてるんだよね。親は親でコンプレックスをまた持っちゃてたの

 

だから、子供にコンプレックス、劣等感を与えない最高のことっていうのは、運動会だろうがなんだろうが、学校でいい成績とると、喜んであげるけど、成績下がるとあからさまに嫌な顔をするの。

 

で、いい子にしてるときだけは喜んであげるけど、ちょっと気にいらないと、「私は何も言ってない」って、顔が言ってるの、態度が言ってんの、それが子どもにものすごい劣等感を与えるの。

 

例えば、うつ病になっちゃった子なんかは、いい子なの。いい子なのに、もっといい子を望むの。すと、親がもっといい子、もっといい子って望んでもできないの。

 

だって、もっと四角になれ!もっと四角になれ!とか、もっと完全に丸になれ!って言ってんのと同じで、丸にならなくてもいい子なんだよ。だって、その子が暴れるような暴走族になるような子だったら、言うこと聞かないよ?いい子だから、いい子だねって言ってあげりゃあいいのに。

 

人生って、少し上を望んで何か挑戦するってすごく楽しいことなの。子どもが自分で自発的にね、「絵だってもっとうまくなりたい」「ピアノだってうまくなりたい」って言うのなら楽しいの。

 

子どもの速度を超えて、もっと望むの。それで行かないとすごいがっかりした顔をするの。それを、あたかも親は「あんたのことをかわいがっているからだよ」みたいなことを言うの。で、それが子どもに、ものすごいコンプレックスを与えるの。

 

コンプレックスを、要は、劣等感を与えられると、子供のほうは子供のほうで、劣等感をうんと与えられると、自分に対して、自分がいい子だったり、そういう時以外は可愛がられないんだと思う。おとなしい子のパターンだよ。

 

劣等感をうんと与えられて育ったおとなしい子というのは、お母さんは自分がいいことをしたときは喜んでくれる、悪いことをすると怒る。ということは、自分は何か常にいいことをしていないといけないんだ!という状態になってくる。

 

で、親が勝手に、自分のコンプレックスを補うために子供を叱っているようなもんなの。自分に劣等感があるというのをよく知らないんだよ。

 

だから子供にそういうことをすると、やられた子供の方は、自分は無価値だと思っちゃうの。で、自分に価値を見出すためには、一つのことをしなくちゃいけない。

 

それは、人が喜ぶことを常にしてないと、自分は無価値だと思っちゃうから、全員とはいわないよ?意外とそういう元気のない子に「あなた、何やりたいの?」ってきくと、「自分はボランティアとか福祉をしたい」って言うの。それは、何かいいことをしなけりゃ自分には価値がないと思ってるの

 

で、そこに生まれてきちゃった、え~、おとなしい子っていうのは、ボランティアとか、ボランティアやってる人が全員そうだっていうんじゃないよ?だけど、そういう人がいるの。

 

必ずそういう人の特徴というのは、楽しそうにやっていないの、自分のコンプレックスを補うためにボランティアをやっている人というのは、本当はやりたいわけではないから、「やりたいの」っていいながらなかなかやらないの。

 

それで、本当にボランティアをやったとすると、実はそんなことでコンプレックス、劣等感は補えないから、今度やらない人に対して、「あの人たちは何でやらないんだろう」って、不平不満をその人達にぶつけ出すの。だって、自分はやりたくてやってんじゃないんだもん。「やりたくないのに私はやっているんだ。だけど、何であなたたちはやらないんだ?」っていう理論になってくる。

 

で、親に与えられた、もちろん「私は親がいませんでした」っていっても、人の家に預けられて、そこのところでいじめられたりすると、そこで劣等感を持つんだよ?親だけの問題じゃないよ?育ててくれた人の話をしてるの。

 

それで、そうすると自分は、無価値な人間なんだ。劣等感があっておとなしい人っていうのは、うつ病になったりする。だっていい子なんだもん。いい子なのに、もっといい子になろういい子になろうって、すと、息苦しくなっちゃうんだよ。で、暴れらりゃあいいけど、暴れられないと、毎日親に、愛と言う名の暴力なんだよあれ。

 

これを振るわれると、だんだんだんだん、元気の気をとられちゃう。そうすると、無気力になっちゃう。なんで無気力になったかというと、誰かが奪ったんだよ。

 

学校に行くとおとなしい子だから、いじめらる。いじめる子っていうのは劣等感を持ってる。で、劣等感を持ってて、いじめられる子も劣等感がある。劣等感のあるおとなしい子を、劣等感のある攻撃的な奴がいじめるんだよ。

 

会社で、おとなしい子はうつ病になったりするんだけど、劣等感のある人間が、全員が劣等感があるんじゃないんだよ?今度、社会に出てくると、自分の劣等感を攻撃的な人間が埋めようとするの。

 

世の中にはそんな劣等感のない人間もいる、本当に優しい人間もいるの、そういう人は優しいし能力もあるから出世するし、すごく人望もある。

 

すると、あれを見ながら、自分も同じ地位に上がれば、ああいうふうに、みんなから尊敬されるんだと思うの。ところが。劣等感のある人間は、自分が嫌いなの。根底的に。

 

だから、自分が嫌いだから、人に好かれるわけないの。だって、自分だってあんたのこと嫌いなんでしょう。自分が嫌いなんだったら、人だってあなたのことを嫌いだよ・・っていう話になるんだよね。

 

だから、そうなってくると、その人間は、出世をしても、誰も尊敬してくれないと、余計に劣等感がわいてくる。その結果、2つの行動をとる。

 

一つは、会社で弱そうなやつ見つけて、そいつを的にかけてず~っと怒るの。叱るという名の「うさ晴らし」をし始める。普通にただ教えるか指導すればいいのに、それをネチネチネチネチ、ず~っとやるってことは、自分の劣等感をそいつで晴らそうとする。

 

わかる?ね?それの延長で、誰かにそのうさ晴らしを、まだ出来る人はいいの。で、なれない人がいる。なれない人はどうなるかっていうと、家に帰ってきて、奥さんの箸の上げ下ろしとか、ぞうきんの置き方に対してまで、「ネチネチネチネチ言う」か、子どもに対してずーっと言ったりしてるの。

 

で、気がついてないの。自分が親から受けてきた劣等感でそうなってるってことに、気がついていないの。で、このことに気がつくために、何度も何度も人は生まれてくる。ね?いいかい?

 

私のお弟子さんにみっちゃん先生っていう人がいます。みっちゃん先生は、犬とか猫が大好きだから、すごくかわいがる。かわいいかわいいって言う。で、猫って、すごくかわいいよねって言う。

 

それは違うよ?みっちゃんが、猫をかわいいと思う気持ちを持っている。だから猫をかわいがる。だけど、猫が嫌いな人から見たらゾッとするほど嫌いなんだよね。だから、猫の問題じゃないんだよ。あなたが劣等感を持ったのは、親が未熟なの

 

親が、子どもが劣等感を持つ程度にしか、育てられなかった。でも、はっきり言うけど、そういうとこ生まれた子も自分が親になったら同じことをする人なの。だから、別にあなたは被害者じゃないんだよ?どっかで誰かが気づけばいいの。

 

それから課長やなんかで、どんどん怒鳴ったり怒ってる、「ああ、嫌だな。俺は何でまた怒られるんだろう」じゃない。

 

怒っている人に、「この人は相当劣等感がある人なんだ。気の毒な人なんだな・・」っていう顔で見ててみな。怒る人やめちゃうの。だってバレてるんだもん。

 

劣等感を持っている人ってのは、自分が劣等感持ってる!ということがバレるのが一番嫌なの。だから、もっと弱そうな人を探してるの。もっと未熟な人を探して怒ってるの。ね?

 

だから、お父さんが帰ってきて、箸の上げ下ろしから、「おまえはね、俺は疲れて帰ってきてるのに、こんなおまえの態度じゃしょうがないし、俺は家庭を大事にしているだよ、大事にしてんだよ」ってふりをする人に、「あんた、何でそんな劣等感をもっちゃったの?」って言ってみな。一発で治っちゃう。だって見抜かれてんだもん

 

どっかで、あなたに劣等感を植えつけた人がいるの。それは何ですか?どんなふうにして劣等感を植えつけたんですか?っていうと、暴力とかそういうわかりやすいのじゃない。それより、親のがっかりした顔なの。

 

がっかりしてから立ち直ったように、「でも大丈夫よ、お母さんがついてるから」って、そのがっかりした顔が傷つけるの。それで傷ついてきたの。わかる?

 

うっかりいい子になっちゃうと、意外と最初から成績が、ずーっと悪かった子とかというのは、意外と親も期待していないんだけど、ちょっと昔勉強ができたとか、成績が良かったというほうが、落ち込みが激しい。「期待」してあげることが愛だと思ってる。愛とはそういうものんじゃないの。

 

あんたが運動会で一着になろうがペケだろうが、お母さんあんたのことが大好きだから、関係ないから。ね?学校の成績が一番だろうがペケだろうが、私にとっては、世界で一番かけがえのない子だから。私にとってそんな細かいことは関係ないんだ。神様があなたを授けてくれただけで、私は最高だから!って、これが『愛』なんです。

 

それを「うちの子はいい子なのよ。うちの子は何なのよ、かんなのよ」って。いい子のときしか褒めないの。わかるかい?だから、あなたが劣等感を持ったのは、あなたのせいじゃないんだよ。周りが未熟なの。どこかで誰かがこれに気づけばいいの。

 

それで、未熟な人っていうのは、例えば、夫婦ね、恋人同士でもそう。未熟な人の特徴っていうのは、自分以外の世界で、奥さんが楽しい思いしてくると、劣等感のない人は、「友達とここへ行って、それでカラオケに行って楽しかったの♪」って言うと、「ああ 良かったね」って言うの。

 

ところが、劣等感を持っている旦那だと、なぜか「俺のいないところで、どうやって楽しんだんだ」と、そのことをすごく嫌がって怒るの。だから、PTAで酒を飲みに行こうが、カラオケを歌ってものすごく楽しくても、帰ってきたときに楽しくないふりしなきゃいけないの。

 

例えば、「もう嫌になっちゃう。あんなの、私二度と行きたくないのよ。辛かったのよ」って言わないと喜ばない。ね?そうすると、そんなことを長く続けたらくたびれちゃうから、もう別れちゃおう!ってなるの。でも、別れられた旦那は、なぜか気がつかないの。

 

で、奥さんでもいるの。「あんたばかっし楽しくていいわね」とか。人が楽しかったのを「よかったね」って言えばいいのに、それを言えない雰囲気を作る

 

で、それは何でですか?っていったら、あなたの中に劣等感がある。だから、お父さんとか親が、劣等感のある人の特徴というのは、「愛という名の暴力を振るう人」っていうのは、獲物を逃したくないの。子どもは獲物なの。気がついていないけど、そうなの。

 

そうすると、子どものことネチネチネチネチ、ずーっと、「もっとしっかりしましょうね」とか「お母さんがついているからね」とか、要するに重圧をかける。かといって獲物を逃がしたくない。

 

だから、子どもが自立しようとか独立しようとかいうと、邪魔したり、適当に困る程度、要するに与えすぎると逃げていっちゃうから、逃げない程度のお金をあげるとか。それで、ネチネチネチネチずーっとやってるの。

 

で、女の人は最後の最後、逃げ道は二つしかない。病気になるか、男をつくって逃げ出すかなの。なぜか、この男をつくって逃げ出した時っていうのは、その男というのも「劣等感の塊」みたいな奴と、必ずというぐらい一緒になるの。

 

だから、人は劣等感を持っているということなの。劣等感をやめよう。自分はどんな劣等感を受けてきたんだろう。ね?劣等感を与える方法が巧妙に隠されているんだよ。

 

だから、このテープを自分は人生で最後くらいのつもりで一生懸命入れてるんだけど、ものすごく難しいんだよ。

 

だって、その人が幸せじゃなくて落ち込んでいるんだとしたら、あんたが悪いと思わせるような周り、特に親とか育てた人は「あんたのためよ」とうまい具合に言いながら、劣等感を与えているんだよ。だって、本当に周りがあんたのためを考えていたら、あなたは今幸せなはずなんだよ。

 

それが幸せじゃないという人は、親のほうも、子どもから気力を奪っているということに気がついていないんだよ

 

なぜお母さんがそうなったかというと、自分の親にやられてきたんだよ。だから、悪いとも何とも思ってないんだよ。本当にあんたのためだと思ってるから、わかりづらいんだよ。

 

でも、本当にあんたのことだけを考えてくれている人が何人もいるのに、なぜあんたは不幸なの?おかしいよね!って。

 

会社の部長も「おまえのためだ」つって怒ってる。だけど、おとなしく言ってくれてもわかるよね。人前で怒らないで、「ちょっとちょっと」って、本当にかわいがっている人にそんなことするかい?って。

 

あんたは本当は「うさ晴らし」をしてんだよ。で、誰かが気がつけばいいんだよ。ね?

 

で、そういう親の下に生まれてきたんだから、お母さんも大変だったね。よっぽどコンプレックス持ってうまれたんだ。どんな親だったの?って一回聞いてみたら、絶対同じようなことされてるんだよ。

 

で、因果を断ち切るというのは、そのお母さんのお母さんもそれをまたやられていた。ずーっとなんだよ。どっかで、これを断ち切ればいいんだよ。ね?

 

それで、人が劣等感を覚えるようなことをしないの。一人さんの話をみんなが聞いて喜んでくれる、肩の荷が軽くなるんだよ。ね?わかるかい?人に劣等感を与えないように気をつけなよ。

 

中学しか行っていないから、学校の話をバンバンしてもいいんだよ。だって、中学校しか出ていない人がいくら学歴の話をしたって誰も劣等感、傷つかないんだよ。

 

だけど、俺がいい大学行ってて「おたくの学歴は?」と聞いたとき、相手が高校しか行っていない、中学しか行っていない人だったら傷つく人もいるんだよ。ね?

 

人間の言葉の中で一番大切なのは、相手にどうしたら劣等感を与えないかなの。

 

だから、くだらない話しちゃ駄目だよって。明らかにそういうサークルなんかで、六大学の集まりとかという時は話してもいいよ。そうでなかったら、人を傷つけることは言わないの。

 

ところが、自分に劣等感がある人間は、人を傷つけるだけじゃなくって、「俺が偉いんだ」って言いたいんだよ。劣等感を持ったまま出世すると、出世したから自分を尊敬してくれると思うけど、誰も尊敬しないから、今度は、飲み屋だとかいろんな所へ行って威張るんだよ。

 

ひどいのになると、自分が偉いところを見せたいために部下を連れていって、部下の前で偉ぶって「はい、はい」とかと言いわせて、それで俺は部下にごちそうしているんだから、喜ばれているというつもりでいるんだけど、そんなことをされて喜ぶ人っていないだろう?って。そんなことも気づかないほど未熟なんだよ。

 

どっかで誰かが、こんなばかばかしいゲームやめよう!って。よくクラブ活動やなんかで、先輩にめちゃくちゃいじめられて被害者のつもりでいるけど、被害者じゃないの。その人が上になると自分も同じことをやるんだもん。

 

それで、心の中に劣等感のない人間は、劣等感のあるところへ行った時に、逃げようと思う。ところが劣等感のある人間というのは、劣等感のある上の人達が来ると、この人達に好かれようとするの。合わせようとする。そして、そのうさ晴らしを今度は下にやるの

 

それでエネルギーの均衡を保ってるんだけど、下の人間が言うことを聞かないと、ヒステリーになるか脳に障害を起こしたりする。

 

だから、結構よくある例が、お母さんが口うるさくて、「はい、はい、はい、はい」って、いい子で育っちゃう。自分が弱いからやられていたから、今度は嫁が来ると、小姑としてその嫁をいじめる。いじめているうちは精神は普通なの。

 

ところが、嫁さんの方がもっと魂が上で、「お姉さん、どうしたの?何があってそんなにイライラしてるんですか?」とかって、論されたりなんかすると、キ~ッってヒステリーが出てくるの。だって、唯一のはけ口がお嫁さんだったから。

 

だけど、その人もやめればいいの。お母さんもやめればいいの。闘うことはないの。気づいてあげればいいの。あなたにガミガミ言ってる親とか、愛情という暴力を振るってる親とかは、コンプレックスがあるの。劣等感なんだよ。ね?で、自分とは関係ないの。

 

自分とは関係ないって何ですか?と言うと、親がこういうふうに言ったから劣等感を持っていると思えるけど、それは親が未熟なの。

 

学校の先生にこうやって言われたんです、だから自分はこうやって落ち込んでいるんです!って言う人がいるけど、学校の先生のくせにそういうことを言うこと自体が未熟なの。

 

生徒にやる気を出させることが先生の仕事なのに、生徒がやる気がなくなっちゃうようなことを発言すること自体が、その人の問題なの。だから、自分がコンプレックスを小さい時に持ったということは、育て方がおかしいの。

 

で、自分がコンプレックス持つのやめるの。劣等感持つのやめて、人にもやらない、それで終わりなの。

 

周りや親がそういうことを言い始めたら、「お母さん、なんでそんなに劣等感を持ってるの?」って。そしたら必ず、「そんなもの持ってないわよ!」って言うけど、持ってる。

 

劣等感を持ったままやると、やりたくないの。さっきの、あのボランティアやってる人も、心からやっている人は楽しそうなの。暗そうにやっている人は、本当はやりたくないの。子どもを一所懸命に育てている人もいる。

 

私は会社で同僚やなんかに一所懸命、一所懸命尽くしてるのに、なぜか好かれない!という人もいる。そういう人は、楽しそうじゃないから好かれないの。心から周りの人の仕事を手伝ってやりたかったら、必ず楽しそうにやってんだよ。けど、「苦痛」そうにやってるんだよ。

 

だから、子どもを一所懸命育てているのに、子どもに暴力を振るわれたり殴られたりする人っているのね。特徴があるの。それは、自分にコンプレックスがありながら、コンプレックスがあるから、自分はお母さんとして、いいお母さんになってやらなきゃいけないと思って「義務」でやってる。だから、顔に楽しさが出てないの。

 

すると、心とやってることがチグハグなっちゃう。それを見ている周りは絶対イライラする。子どもやなんかはワーッと暴れ出して、親のことバカバカっってやられるの。で、何でだかわからない。

 

もし、一生懸命やっても好かれない人、一生懸命やっててうまくいかない人は、楽しそうにやっているかどうかを考えて。

 

コンプレックスがあると楽しそうにできないの。

 

で、この話ね、なんでこんなに長くしなきゃいけないかっていうと、コンプレックスを与えてる方も愛だと思ってる。だから、不幸は勘違いから始まる。それから、足りるを知るとかいろんなテープ入れてるけど、究極的にはこの話なっちゃうの。

 

で、この話今日も入れてんだけど、もっともっと、何回も何回も、もっとわかりやすく話さなきゃいけないと思ってんだけど、本当に、今の段階ではこれが限界くらいなの。

 

親が勘違いして気がつかないの。で、人が不幸になる最大の原因はコンプレックスなんだよ。ね?だから、過剰な期待とかしちゃダメなんだよ、子供に。ちょっとかっがりしたような顔されて、通信簿見て「ちょっと下がったね・・」言われただけで、どのくらい子供が傷つくかわかってないんだよ。ものすごい繊細なんだよ子供って。

 

もうね、飴細工やガラス細工みたく、ピンってやったら割れちゃうんだよ。ね?だから、そういうことってしちゃダメなの。

 

で、わたし言ったことないもんそんなこと!って言ってる人いるけど、「成績下がっちゃったね」って言って、がっかりした顔してから、「でもお母さん気にしてないから」って。顔が言ってるの。

 

もう、子供って嘘つけないんだよ、神に近いんだよ子供って

 

親が何思ってっかわかんだよ。今苦しんでるあんた、それやられてきたんだよ。だから、やめなってのそれ。で、またなんでやられてきたかっていうと、あんたも親になったらやるんだよ、どっかで断ち切らなくっちゃ、ず~っと不幸が続くんだよ。ね?

 

あのね、コンプレックスのある親ってね、自分が帰ってきた時に喜んだ顔をしなきゃいけないとか、もう常に自分を「賞賛」していてくれないと嫌なの。家族はずーっと賞賛してるの。

 

「お父さんはこうだもんね♪」って、いつも機嫌を取らせてる。それで、「自分はそれで気持ちいい」から、いい家庭だと思ってるの。だから、突如として奥さんがヒステリーになったり、ノイローゼになったり気が狂ったりしたら、自分を賞賛させてなかったかどうか考えな

 

本当に、「いつも自分をほめてて欲しい」とか、「いつも自分を見てて欲しい」とか、そんなこと言わないよ普通の人間。言ってるとしたら、あんた子供の時からずーっと劣等感の塊なんだよ。劣等感で出世しちゃう奴っているんだよ。だからがんばんなきゃいけないって。

 

だから、「あんなに出世してるのに」とか、よく夫婦で、いつもいつも一緒にいて!っていう夫婦がいるんだよ。だから、他人は仲がいいと思ってるんだよ。いつも旦那ことをほめてると「いい奥さんだね」って、いつもいつも旦那のこと褒めてたいかって、普通

 

いつも一緒にいるったって、たまにはあっち行きたい!こっち行きたい!って時もあるでしょうって。よっぽど厳しい親に育てられたか、よっぽど劣等感があると、奥さんとか子供にそれを望むんだよ。ね?

 

本当にいい奥さんなのに突如として気が狂っちゃって、って、そんなに愛に包まれて、おかしくなるかいって。

 

それは医学上はなることもあるのかもわからないよ。でもその前に、自由にさせてたかい?ね?

 

人と楽しいことがあったら「楽しかったね」とか「よかったな」とか、「また行っておいでよ」って言ってたかい?って。で、なぜそれを言えないんだい?って。

 

誰でもね、自分にはコンプレックス、劣等感があるんじゃないか、育てられてきた時に劣等感があるんじゃないか。もし不幸な人がいたら、幸せの絶頂ならいいよ?それを思ってください。

 

で、コンプレックスは出世では解決できないの。

 

いくら家の人がチヤホヤしても解決できないの。心の中にあるから。いくら飲み屋やなんかに行ってお金使っても、その時はチヤホヤされてても本当は嫌われてること知ってるの。だから帰りにはがくっとして、寂しくなって帰ってくる。自分の中にコンプレックスがあるんじゃないかってことを一回、もし不幸ならね。

 

ただ、幸せならそれがないだけなの。最後にもう一個だけ入れんだけど、男の子でも何人かいたりすると、親はんなこと気がついてない、ハイハイハイハイって、ものあげると、ただ近くにいるからあげただけなのに、子供の方は何で弟の方に先にあげるんだろうとか、俺は差別されてるんじゃないかと思うけど、あんたの親、そんなこと考えてないの。ね?

 

親がイライラしてつっけんどんにしたりなんかすると、そのとき怒りやすいから怒ってるだけなの。子供のほうは、なんで俺なんだ、弟がかわいいんじゃないかとか、兄貴がかわいいんじゃないかとか思うけど、そんなことすら考えてないの。

 

あなたの親はただ思いつきでただやってるだけなの。ただそれだけなんだよ。だから、劣等感を持つほどの問題じゃないんだよ

 

このね、劣等感という呪縛からどうやったら解き放たれるか。気がつけば、あぁ、ただそうなんだ。「未熟な親」を選んできてるの。それでこの劣等感をなくす。え~、やめる。これが今世の修行なの。

 

で、何回生まれても、この劣等感を持ったまま幸せになれない。できないの。できるだけ、人に劣等感を与えない。で、それが出来れば今世の修行なの。何回でも起きるの。

 

で、今世はわからなくてもいいです。人には劣等感があるんだ。全員じゃないよ?うまくいってない人、いつも怒ってる人、威張ってる人、政治家になってこんなんなって、俺はこんなに偉いんだとかってやってる人、なんでそこまで威張るんだって人見た時、この人は劣等感があるの。

 

小っちゃい時よっぽど劣等感のある育て方した。その劣等感が外に対する攻撃性になってるの。劣等感が自分を攻撃した時に、うつ病になったり、部屋から出られなくなったりするの。

 

で、原因は、攻撃的な奴が劣等感を持ったか、攻撃的じゃない優しい奴が劣等感を持ったかで、起きる行動が違ってくるの。ただ、それだけなの。原因は劣等感なんだ。根拠のない劣等感。

 

劣等感のある人は、人に認められようと努力いっぱいするけど、よしな。

 

あんたのことは神様が認めてるの。神が認めてるから、あなたを地球に生ましたの。

 

神が認めてんだから、周りの人間が何言ったって関係ないの。

 

私のことは神様が認めてくれてるんだ。そう思えばいいの。え~、長くなりましたけど、一応、終わりま~す。

 

はい、追伸で~す。え~、今ね、劣等感の人ってどんなタイプなんですか?自分たちが見抜ける方法がありますか?っていうので、見抜ける方法を教えます。

 

それと。見抜けたら、今度は、じゃあ、そこからどうしたら逃れることができますか?っていう質問もありますから、それに対して答えます。

 

で、まずは、劣等感のある人を見抜く方法です。で、これはものすごい簡単ですから、誰でもわかります。まず、職場で想像してください。やたら怒っている人がいます。それは子どもの時、よっぽど劣等感を受けてます。

 

いつも劣等感でイライラしてます。で、劣等感のある人というのは、常にイライラしていますから、そのイライラを晴らすために、いつもでかい声を出して怒鳴ってます。

 

こんなことでおっきい声出さなくたって、普通に言えばわかるじゃないかというのに、でかい声を出している人は、劣等感があります。イライラがあります。

 

劣等感+イライラになってくるんです。劣等感がイライラに変わります。イライラに変わると怒鳴ります。いいですか、これが「攻撃型タイプ」なんです。攻撃型劣等感タイプなんです。

 

それともう一つ、「内向型イライラタイプ」があります。内向型イライラタイプっていうのは、イライラは同じです。ところが内向型ですから、怒鳴ることはできません

 

そのかわし、相手のことをウジウジウジウジ、「お前これじゃ駄目じゃないか、お前のためにこうやって言って、お前何回言わせるんだよ」とか、「俺はね、お前が憎くて言っているんじゃないんだよ」とか、長いです。

 

片方は、声がでかいです。でかい声出す必要がないのにでかいです。で、片っぽはネチネチあんなに長くやらなくてもいいのに、長いです。わかりますか。だって、1分で話す話を10分してます

 

これは両方とも劣等感なんだ、ってことです。で、もちろん家庭だってそうですよ。家庭帰ってきて怒鳴ってるお父さんとか、子供のことネチネチネチネチお説教してるお母さんとか、これも小っちゃい時の劣等感です。だから、タイプ的に分けると、がーっとうるさい攻撃型タイプと、ネチネチネチネチ内向型タイプの劣等感のある人がいます。

 

中には、「怒鳴った上に長い」とかって、すごいのがいる、これはものすごい劣等感を持ってます。その人の育った環境いくと、これじゃあ劣等感受けちゃうよな!っていうような育ち方しています。

 

でも、人を怒鳴ることでは晴れませんよ。では今から、そういう人と会ってしまった場合、最悪の場合会っちゃうこともあります。上司に持っちゃう場合もあります。的かけられてやられちゃうときもあります。

 

では、やられてる人はどうしましょ。えー、見抜いてください。この人は私を怒鳴ってるけど、私のためでもなんでもない。ただ、劣等感なんだって。「あんた劣等感あるんだよね」って上役に言えません。

 

言えなくてもいいです。呼ばれる前から、朝から、なになに部長が劣等感から救われて、早く幸せになりますように。会社に入る前に一つ、心の中で念じてから入ってください。

 

すると、だんだんだんだん変わってきちゃいます。なぜかっていうと、劣等感を持ってる人は、劣等感だってことを見抜かれると、もうバレちゃってっから、もう出来ないです。

 

それと同じように、家に帰ってきて怒鳴るおやじさんやなんかいたら、もうよほど劣等感を受けてきたんだから、この人は早く劣等感から抜け出して、早く幸せになりますように!って。

 

それと、自分のことも、子どもにネチネチネチネチやってるんだとしたら、私、劣等感なんだ!って気がついてください。たったそれだけで、このパターンがわかる。そして対処の仕方がわかる。これだけで、人はばら色の人生を送れますよ。はい、以上でーす。

 

はい、すいません、あの~、このテープを聴いて、いくつか質問が来てるんで、それに答えたいと思います。

 

え~、一番多い質問がですね、劣等感が子供の時に受けて、あるのはわかったけど、それをなぜ大人まで引きずってしまうんですか?それでなぜ、そこから抜けられないんですか?って質問と、もう一つ、自分が『劣等感』だってわかったんだけど、その後どうしたらいいんですか?どうしたら救われるんですか?っていう質問が来てるんで、それに答えたいと思います。

 

え~と、まずあの、この話を聴いてもらわないと、え~、わかってもらえないと思うんですけれど、え~、実は、「悪徳裁判官」がいます

 

この悪徳裁判官っていうのは何ですか?っていった時、あなたが罪をおかしました、極端な話だけど、あなたは人を殺してしまいました。そしたら、10年の刑を受けました。で、あなたは出てきました。罪を償って出てきました。

 

そうしたら、また捕まってしまいました。それで、またもう一回10年の刑期で入れられました。で、また出てきました。そしたら、また捕まってしまいました。前の罪で、何回も何回も捕まってしまいました。それはおかしいですよね。罪を償って出てきたのにね。

 

それが、実は悪徳裁判官なんです。で、それは何ですかっていうと、人によって、例えば小さい時に、成績が悪くて親にがっかりされたかもしれません。

 

すと、そのことを思い出すと、あなたの心の中にいる裁判官が、またその時と同じぐらいの嫌な気持ちにさせます。それが何年も何年も続きます。

 

で、その子はもう、親に一回嫌な顔された時点で、もう十分罪は償ってるんです。だって嫌な思いしてるでしょ?それから中には自分の家が貧しくて、給食代が免除されてた人だっているんです。

 

その時にもうその人嫌な思いしてるんです。それを何回も何回も思い出させては、嫌な気分にさせる。で、そういう裁判官が実は、あなたの中にいるんです。

 

だから、一番最初に傷つけたのは、劣等感を与えたのは親かもしれないんです。でも、その劣等感を何度も何度も繰り返して、嫌な気分にさせてるのは、自分の中に入る悪徳裁判官なんです

 

で、この悪徳裁判官は自分にもやります。でも、人にもやって、人のこと判断していちいち序列をつけたり、それから、酷い裁判官になると、あそこんちのお兄さんは人殺しなのよ。本当は同じ境遇で育ったのに、兄が人殺しをするような家庭でも、例えば、妹とか弟が真面目に生きているんだとしたら、賞賛されるべきなんだよね。

 

あの環境でも悪いことしないで育ったんだ、立派な子だね!って言ってあげるのが、本当の「正しい裁判官」だよね。

 

それを間違って、その子は何もしてないのに、あの家の親戚に悪いのがいるとか、親戚がどうだとか、兄弟がどうだとか、その子の罪じゃないことにまで罪をきせたりする裁判官がいるんだよねって。その裁判官があなたを苦しめてるんだ。

 

で、もう一つ言うよ?あなたは小さい時に、家が貧しかった。それから、あなたが小さい時に親に虐待された。親ががっくりした顔した、「はぁ~、また成績下がっちゃったね・・」それで傷ついたとするよね。だけど、家が貧しいのはあんたの罪ですか?それから、成績が落ちちゃうことだってあるよね。

 

それなのに、あからさまにがっかりした顔したり、それは親が未熟なんであって、本当は子供の罪じゃないよね。

 

ってことは、一番最初のあなたが傷ついた、その劣等感って『無実の罪』なんだよ?一番最初の無実の罪なのに、そのことを思い出してまたかっがりする。

 

だから、人間っていろんなことをするけれど、劣等感を持つより、あ、これでダメだったから次こうしよう!次こうしよう!っていう、ただそのことで経験を積むだけだよね。

 

あぁ、いい経験した。こうやってやっちゃあダメなんだ。だから自分はこうやろう!って、いい経験をしただけなのに、劣等感を与えられると、だんだんだんだん萎縮する。だって世の中って、最初っから上手く行くことってないんだよね。それがもう2,3回やったらもうダメんなっちゃう。

 

それって、小さい時に一回何かをやったら、失敗したら、「なんだお前!」とかって、先生に怒られたとか、親に怒られたとか、一回目から怒られる。あぁ、失敗すれば怒られるんだ!って頭になっちゃったんだよね?って。でも最初っから上手くいかないでしょう?って。だんだん上手くなるんでしょう、って。それを失敗するたび怒った親が未熟なんで、あなたに罪はないんだよ。

 

だからあなたが劣等感を最初に持ってしまった一つ目は、あなたが無実の罪なんだ。で、その無実の罪を与えた親もいけないけど、それを思い出すたんびに、「あたしってこういう人間なの、あたしってダメなの」って、何度も何度も、同じ罪を与える悪徳裁判官から、お別れしてください。

 

自分の心の中から、そういう悪徳裁判官が出てきたら、断固として「私の罪は償ったし、もっと言わしてもらうと、一番最初の罪は私の罪じゃございません」って。

 

「やめてください、もうあなたとは縁を切ります」って、え~、縁を切ってください。

 

それで、いいですか?その後どうしたらいいですか?っていう質問なんです。

 

劣等感からもお別れしました。悪徳裁判官ともお別れしました。そうしたら、実は心の中に、その分が、ぽっかり穴が開くんです。で、開けたままにしておくと、また昔と同じように、悪徳裁判官がそこに住みついちゃうんです。

 

そこで、一番ね、肝心なことなんです。その時に自分の心を埋める方法は、一つしかないです。いろんな方法試す人がいるけど、これ一つしかないです。

 

簡単ですからね。『天国言葉』、言霊の力を利用してください。それでその言霊を、え~、私今から言いますからね。

 

愛してます
ついてる
うれしい
楽しい
感謝してます
幸せ
ありがとう
許します

 

これを呪文のように何回も唱えてください。

 

それで、誰かに、「ありがとう」とか「感謝してます」とか「ついてるね」とかって、人に言うってことは後にしてください。

 

それより、心の中で開いてるものですから、一日何回も何回も言ってて、心を一杯にしてください

 

で、心が一杯になれば人に言えるようになります。溢れるほど一杯になったら溢れ出るんです。それを、溢れ出る前に、さぁ言いましょう!とかって言っても、人ってなかなか出来ないです。いいですか?

 

愛してます
ついてる
うれしい
楽しい
感謝してます
幸せ
ありがとう
許します

 

で、この言葉を何回も何回も呪文のように唱えてください。この言霊の力で、見事になおります。それで幸せになります。

 

え~、二度と、あの~、悪徳裁判官が住み着くこともないです。それから、あなたに劣等感を与えることもないです。

 

このことだけをやり続けてください。え~、以上で終わります。本当にこのテープできたら、あの、100回聴くつもりでやってください。よろしくお願いしまーす。

 

はい、え~、劣等感の話もいよいよ後半に入ってきました。え~、劣等感の話を聴いて、その後、悪徳裁判官の話聴いてくれたと思います。

 

え~、これで終わりじゃないんです、この話は。実はですね、あの、悪徳裁判官の話は、わからなかったら何回も何回も聴いてください。そうすっと、必ず一回づつ、理解度が深まってくると思います。本当にあなたのためになる話だと思います。

 

ただですね、中には、劣等感の話は聴きました。悪徳裁判官の話も聴きました。天国言葉も言ってます。でも、私は幸せになれないんです。何か心がこう、満たされないんです。そういう方が出てきます。

 

そういう人が出てきたら、どうしたらいいのか?ってことなんだけど、普通の人は「あんたちゃんと言ってる?」とか「何回も言ってるかい?」とか、そういうこと聴いちゃうんですけど、これを聴いても、幸せになれない人は、99%はたった一つの理由しかないです。

 

それは、あなたに、「劣等感を今でも与え続けてる人」、例えば、親とか、上司とか、そういう環境があります。

 

で、そういう、あなたに劣等感を与え続けてる人と、実は一緒に生活している人。例えば、その人に依存してる人、旦那さんであなたに劣等感を与えてる人とか、ネチネチネチネチ言う旦那さんと別れられない人、生活で依存しちゃってる人がいるんです。

 

そういう人は、何を聴いても幸せになれないです。だから、「本当に天国言葉言ってる?」っていうより、「あなた誰と一緒に生活してる?」とか、「会社にいる人、どんな人だい?」って聴いたほうがいいです。

 

「人間として一番辛いことって何ですか?」っつったら、あなたに劣等感を与え続けている人と離れられないということなんです

 

で、なぜそれが離れられないんですか、っていうと、そういう人は精神的にあなたを虐待してます。ところが、本当の悪者は実はあなたなんです。

 

なぜかっていうと、あなたは自分のことをもっと低い人間だと思ってるんです。

 

いいですか?あなたは「もう自分はだらしがない人間で、何て言われようと、ここから出てったら、食っていけないんだ」とか、自分というものをすごく虐待してるんです。

 

で、あなたが、あなたを100虐待しているとします。そうすると、普通の人が90虐待しても、あなたはそれに耐えられるんです。本当にあなたを虐待しているのはあなたなんです。ね?

 

あなたは自分を低く低く置いています。だって、あなた以上にあなたを虐待したら、そこには絶対いれませんよ。絶えられないです、人間って。

 

でも、あなたはもっと自分を虐待してるんです。だから、他人の虐待に耐えられたり、あなたに劣等感を与える人から、耐えることができるんです。だから、そういう人って原因をちゃんと突き詰めればいいんです。

 

それから、もう一つ言うと、人を怒鳴ること、ネチネチ言うこと、やめられない人っているんです。それは、いつもいつもイライラしてると、覚せい剤現象っていうんだけど、覚せい剤を打つと、一瞬だけファッて気持ちよくなるけど、またしばらくすると覚せい剤打つ。

 

そのうちだんだん体がむしばまれていくのと同じように、イライライライラしていると、部下を怒鳴って、弱いものをいじめる

 

家に帰ってきて、奥さんにネチネチ言う。子供に「なぜ肘をつくんだ、なぜお箸をおろすんだ」。やさしく教えればいいことを、怒鳴ったり、ネチネチネチネチ言ったりすることでうっぷんを晴らしてるの。

 

それって、覚せい剤を打って一時期気持ちがよくなるだけだよね。そんな覚せい剤を打ち続けていたら体が悪くなるよ?

 

それと同じように、そんなことし続けてたら、あなたのお子さんだったり、家庭だったり、部下だったり、あなたの環境を破壊してるのと同じだよって。ね?

 

え~、いつもイライライライラしてます。いつもイライラしている人っていうのは、イライラしてる上に、自分は立派な人間だと思われたいから、いろんなところ出かけてって、従業員にちょっと落ち度があると、部下に「もっとこうじゃないとダメじゃないか」と正義感を振りかざす。

 

え~、中には、うちの子は正義感が強くて、学校の先生と揉めたっていうけど、そんなに正義感の強い子が、あっちでもこっちでも揉め事を起こすわけないでしょ?イライラしてるんだよ。そのイライラをあっちにもこっちにもぶつけているんだよね。

 

劣等感の強い人間が、宗教を始め「私が神だ!」とかって言い出すと、悪徳裁判官と一緒にいるから、とんでもない犯罪を犯したり、とんでもない虐殺を始めるの。

 

そういう人間が、一度ね、独裁者になっちゃうと、ヒトラーみたく、ね?あの民族を皆殺しにするんだとか、とんでもないことを言い始める。なぜ、地球から戦争がなくならないんですか?ね?何でこんな素敵な星の中で、こんなに争いごとが起きるんですか?

 

あなたを不幸にするのも、国を不幸にするのも、最大の難点、最大の敵、最大の悪魔は劣等感なの。

 

で、劣等感と共に手をつないで、タッグマッチを組んでる悪徳裁判官なの。もしあなたが、今すごく苦しんでる。このテープを聞いても、私はこの逆境から抜け出せないというんだったら、何回も聞いてください。何回も何回も聞いて、この「劣等感と悪徳裁判官の組み合わせ」をじーっと見つめてください。

 

そしたら、いろんな人のことを見抜けるようになります。見抜けるようになった人間は、顔が違います。出てくる波動が違います。その人とはもう別の人です。人生も別の人生を歩めます。よーく勉強してください。

 

自分のことを見抜いてください。自分で自分を虐待してないですか?

 

そうだ、私は自分のことを取るに足りない人間だと思ってた。怒られながらもじっとしてなきゃいけない人間だと思ってた。その人間をこの人間は怒り続けて、さもお前のためだと言いながら、劣等感を晴らそうとする人間なんだ。

 

一つ一つ見抜いてください。全てを見抜いた時、今あなたに起きてる現象が変わります。あなたから出る「波動」が変われば、全てが変わります。

 

もう、知り抜いた人間と、知らないで怯えてた人間は違います。え~、このテープ、分かりづらいかもわかんないけど、何回も聞いてください。必ずあなたを助けます。そして、あなたの周りの人をみんな幸せにします。

 

え~、長いテープになっちゃったんですけど、精一杯入れましたから、本当に100回聞くつもりで聴いてください。どの部分取り出して聴いてもいいです。わからないとこだけ何回も集中して聴いてもいいです。

 

何度も聴いてください。よろしくお願いしまーす。

 

はい、え~、次から次と質問が来るんで、あの、答えます。質問が来るたびに劣等感というものの正体が、どんどんどんどん表れてきて、この質問で最後になるというぐらい、あの、核心をついてきてます。

 

あの、聞いてくれてる人がだんだんだんだん、深い方へ深い方へ持ってってるんだと思います。だんだん正体を表してきたと思いますから、これで最後になると思います。

 

あの~、2通りあるんです。あの、わかりやすいんで、怒鳴る方ってのがよく出るんですけど、本当は、「哀れみ型、犠牲者タイプ」っていうのが多いんです。

 

あの、怒鳴る人っていうのは独裁者タイプなんです。独裁者で、会社でも怒鳴ってるっていうのは、下に対して独裁者なんです。「おまえのためを思ってるから言ってんだよ」とかって言ってるけど、上の人間には一言も言えないの。下に強いのが独裁者なの

 

で、もう一つのタイプっていうのは、被害者タイプなの。ともかく、私は親にこうやってやられてきたんです。でも、その人が親から抜けて職場へ行くじゃない。ね?職場で私はこういういじめに遭ってます。ね?

 

で、今、就職辞めてて、今度、ボランティア活動でもするんです。すと、今度ボランティアに行くと、ボランティアの団長さんがこういう人で・・って必ず言う、常に自分は被害者なんです。その被害者になることによって、相手から同情というエネルギーを取ってるんです。

 

片っぽは、怒鳴ることによって人からエネルギーを取ってるんです。もう片っぽの方は、ネチっと始まって、被害者を装いながら、相手から同情という形でエネルギーをズルズルズルズル頂いちゃうというタイプなんです。

 

だから、これいろんな人がいるけどね。そういう人が商売を始めると、最近同業者が出てきてどうなのよっていうけど、同業者のいない商売なんかないんだよ。ね?

 

だから、常にそうなの。ずーっと聞いてて、この人、被害者タイプだ。で、私からエネルギー取ろうとしてるんだ。ね?

 

で、また、そういう人に引っかからないようにね。2パターンしかないんだから。ね?で、ところで、この人は何で独裁者タイプでこんなことしてんのか。

 

片っぽは、何で被害者タイプでこんなことしてんのか。劣等感の正体って何ですか?っていった時、その正体とは「恐れ」なんです。

 

人間の心っていうのは、人間は神が創り出した時には、愛と光でできてるんです。ところが、「我(が)」というあなたを劣等感に陥れてるのは、恐れなんです。

 

それで、恐れなきゃいけない!いけない!って育てられてるんです。いいですか?あのね、はじめに言葉ありき。

 

愛してます、ついてる、うれしい、楽しい、しあわせ、感謝してます、ありがとう、ゆるします。

 

こういう言葉を言ってる時は愛なんです。

 

ところが、ついてない、不平不満、愚痴、泣き言、文句、心配事、ゆるせないって、全部、恐れから出てる言葉なんです

 

それで、この世の中で不幸な人と幸せな人って、知らない人・お金がない人は、お金がある人は幸せだっていうけど、お金があるけどノイローゼになっちゃってる人とか、病気になっちゃってる人とか、いっぱいいるの。ね?

 

いい大学入れば幸せなんだっていうけど、いい大学入って頭おかしくなっちゃってる人とかいっぱいいるの。お医者さんになれば幸せだっていうけど、ある人が病院で働いてたんだけど、お医者さんってものすごく威張るんだって。全員じゃないよ?

 

だけど、威張る人って何ですか?って、『劣等感の塊』なの。小っちゃい時から、「おまえ、医者になれなかったら大変だよ」とか、あの子と比べてみてごらんなさいとか、成績のいい子っていうのは、必ずもっといい子と比べられてんだよ?だから、劣等感みんな持っちゃってるの。

 

それって何ですか?って、恐れを植え付けられてるってことなの。ね?で、この恐れが多いと、この地球、地球ってこんな素晴らしい星なのに、地獄で生きてる人と、天国で生きてる人がいる

 

で、それは、恐れを持つ時間が多いか少ないかなの。テレビ見ても恐れを植え付けられるようなこといっぱい言うの。このままじゃ国が破綻しちゃうとか、保険がもらえなくなっちゃうとか。

 

あんたどうするの?ただでさえお金ないのに、ケガしたら大変だから保険に入りましょう、何しましょうって、すごく恐れを植え付けるようなことばっかし言うの

 

だから、怯えてる人間がさらに怯えるの。ね?で、そんな怯えたことを考えてるんだったら、ついてる、うれしい、楽しい、感謝してますって言ってる方がいいの。で、この恐れがあなたをおかしくしちゃうの。

 

すと、恐れで押しつぶされそうになると、グーッと押しつぶすとどっかに出るよね。例えば、まんじゅうでもギューッと押しつぶすと横からあんこが出てくるじゃない。それと同じように、怒鳴る方に出る人と、ね?哀れみ型でねっちり出る人。ね?

 

で、自分はもうどうしようもないんだ、押されて押されてどうしようもないんだ。この劣等感から逃れる方法はないかっていうと、むちゃくちゃ頑張って学歴の方にいくとか、それでもなかったら、お金がないのにブランド物買っちゃって、ブランド物を持ってると人が注目してくれるんだ。

 

自分一人じゃ劣等感は抜けないけど、ブランド物を持てば人は注目してくれるんだ。それもそのうち、だんだんだんだん最新型じゃないと人が注目してくれないんだ。

 

だから、借金しても最新型買っちゃう人がいるんだけど、それは、あなたが持ってる恐れだけなの。ね?それで、この恐れから抜け出した人は天国に行けるの。

 

神様がこの地球で学びなさいと言ってることは、たった一個なの。

 

いいですか?むちゃくちゃ最後の核心は簡単だからね。

 

あなたは、自分を尊重してください。自分を愛して、自分を尊重すればいいんです。

 

で、尊重できない理由はたった一個なんです。あなたが『完璧主義者』だからなんです。

 

人間は完璧じゃないんです。親も完璧じゃないんです。あなたも完璧じゃないんです。ね?で、完璧じゃないあなたが、完璧になる努力をしちゃダメなんです。

 

自分って、能力もたいしたないのに、ここまでよく頑張ってるよなとか、えらいよなって。人を見ても、あなたえらいよねって。いちいち人のこと心配すんのやめてください。いちいち腹立てないでください。

 

あの人ああだとかこうだとか、よく頑張ってるよな。官僚が悪い政治が悪いじゃなくて、政治家もよく頑張ってるよな。別に俺がやったからってあの人達みたいに立派にできるわけじゃないの。

 

皆が、皆のことを尊重した時、たちまち天国になるの。だって、心配とは恐れから出る言葉なの。尊敬とか尊重というのは、愛からしか出ないの。恐れを生み出すほど、恐れが出てきた時、全部それをつぶしちゃえばいいの。その癖をつければいいの。

 

恐れって勝手に出てくる。恐れが出てきたら、ついてる、ついてるって言っちゃうとか。自分のことを劣等感が出てきそうになったら、しかし自分はよく頑張ってるよなとか、いや、俺は自分のこと尊重して、尊敬してんだよ

 

だから、自分より上の人間見たら、益々、尊重するし、今がんばってる未熟な人間を見ると、あの魂もあと5代とか10代とかしたら、素晴らしい魂になるんだろうな。尊重なの。

 

子どものことも、おまえのことが心配でさっていうのは恐れなの。何かしでかすんじゃないか。食っていけなくなるんじゃないか。心配なんだよ。そうじゃないの。お母さん、あんたのこと信じてるからね。あんたなら大丈夫だよ。

 

だって、お母さんなんかこんな未熟だって、これだけやれたんだもん。私、お母さん、自分のこと大好きだよって。大好きなお母さんが産んだ子なんだから、私はあんたのこと大好きだよ。その言葉には恐れがないの。

 

劣等感とは、恐れの連鎖なの。ね?劣等感が戦争起こすっていうのは、必ず戦争の時、満鉄を失ったら日本は終わりなんだって洗脳したんだよね。

 

だけど今、満鉄ないよね。満州もないし、日本って植民地も何にもないよね。でも、日本って世界で一番くらい発展してるよね。ってことは、恐れとは嘘なんだよ。妄想なの。この妄想に騙されちゃダメだよ。ね?

 

それで、恐れより愛の方が多い時間を作ればいい。愛なんか出す必要ないの。「もともと愛の塊なの、人は」。愛を無くしてるのは恐れなの。ね?で、恐れから出る言葉が地獄言葉なの。

 

天国言葉一生懸命やってるのは、地獄言葉を言いそうになったら天国言葉を言っちゃうと、恐れが消えちゃうの。恐れとは闇と同じなの。電気つけたら消えちゃうんだもん。ね?

 

で、闇にしとくと恐怖がまた湧いてくるの。夜になれば闇が来るのと同じで、あなたの心にも闇が出てくるの。出てきたらすぐ灯かりつけるの。ね?で、天国言葉を言えばいいの。自分に対して、自分を尊敬して、尊敬してるよって言えばいいの。たったこのことで全部変わっちゃう。

 

だって、怒鳴ってる人見て、この人怒ってるんじゃなくて、恐れてるんだ。見方が変わっちゃうの。ね?いっつも泣き言言ってる人、あんた何を恐れてるの?悲しいんじゃないの。恐れてるの。

 

で、見抜かれたらもう、灯かり照らされたらもうその人いられないの。消えてくの。で、治っちゃうしかないの。

 

自分のことをそのままで尊重しな?そうしたら、どんどん変わってくの。変わってから自分を愛するんじゃないんだよ。愛すれば変わるの。

 

で、尊重するってどうするんですか。四六時中言うの。『はじめに言葉ありき』なの。

 

私、自分のこと尊重してるし、尊敬してるんだ。皆のこともすごい尊重してるし、すごい尊敬してるんだよ。

 

で、尊重し、尊敬したら、いろんな行いが変わってくる。はじめに言葉なんだよ。だから、たった一つ、自分は、自分のことを尊重してるし、尊敬してるんだ。ね?

 

で、もうやめな?人を怒鳴って人からエネルギー取るの。人に哀れみを買って、人からエネルギーを取ること、これをやめな?もうそんな必要ないの。それ自体が地獄なんだよ。ないものを奪い合ってるって地獄だよ。そんな地獄のような生活をしちゃいけない。

 

ここは、神が天国として作った最高にきれいな星なの。歌があり、水があり、それから、緑があって花があるの

 

こんなすごいところで、素晴らしいところに生まれて、なぜ、地獄のように生きるんですか?誰があなたに最初に、恐れを植え付けたんですか?ね?

 

恐竜が出るわけじゃない、街にライオンが出るわけじゃない、そんで、こんな素晴らしい星にしたのに、なぜずーっと、代々代々、あなたの家は、あなたに恐怖を植え続けるんですか?

 

なぜ、テレビでも何でも、恐怖ばっかし植え付けるんですか?って。日本って世界で一番、豊かな国なんだよ?それなのに、なぜこんなに苦しいんですか?なぜですか?って。ね?やればさわれば、皆で、恐怖体験を話し合ってんでしょ。

 

恐怖なんてのは、オカルトのお化けの話でもしてりゃあ、たまに楽しくていいの。それよりね、なぜ自分をそんなにいじめるんですか?あなた、自分をいじめてるんだよ。威張ってる人も、あなた本当は自分をいじめてるんだよ。何を恐れてるんですか?

 

恐れ、恐れより、愛を出してください。で、愛を出すのには、「天国言葉」を言えばいいんです。たった一つ、大もとの自分を私は尊重しているし、尊敬してるんだ。

 

もし、能力がなかったら、私は試験やなんかでも本当にできなかったのに、社会に出たら何とか生きてんだよね。すごいよねって。ね?褒める気になればいくらでも褒めれるの。けなす気になればいくらでもけなせるの。

 

自分をけなして生きたら地獄だよ?ね?自分の粗探す人は必ず人の粗探すよ。まず自分だよ?

 

まず自分が、私は私を尊敬してます、尊重してます

 

世間は反対のこと言ってるの。自分を落として人を立ててる人間が立派だとかって言う。

 

それから、自分をちょっとね、尊重して尊敬してるとかって言うと、「あんたナルシスト?」とかって、くだらないことばっかし言うの。人が幸せになる「邪魔」するんだよって。代々代々、ずーっと続けるんですか?ってこれを。幸せになってください。

 

私は、このテープを一所懸命聴いてくれた、1時間も2時間も聴いてくれたあなたを、ずーっと尊重し、尊敬してます。ね?私も未熟だけど、私は私で一生懸命尊重し、尊敬してます。そしたら、やれることも出来てきました、こうやって。ね?

 

みんなも、エネルギーを恐れに使わないでください。たった1回の人生を、地獄としてここを生きないでください。ね?

 

誰が何と言っても、一人さんはあなたを認めてるし、神様もあなたをずーっと認めてます。ね?あの、そのことだけ忘れないでください。え~、長い話でした、終わりました。ありがとうございます。

 

え~、長い長いテープになってしまいました。

 

『地球が天国になる話』。最後まで聴いていただきまして、ありがとうございます。

 

ささやかなお礼として、最後の神様というテープを入れました。みなさん、聴いてください。

 

はい、え~、今から、絶対に信じられないような不思議な話をします。え~、非常に信じられない話ですけど聞いてください。

 

え~、『死神』というのがいます。この死神というのは、なぜ、神という字がついているのだろう?っていう話なんですけど。みなさんが思ってるような、薄汚れた着物を着たり、手に鎌(かま)を持っていたり、え~、あれは本当の死神ではありません。

 

あれは、妖怪とか、もののけとか、悪魔とか、そういうのと一緒にしてます。本当の死神というのは、神様なんです。だから、一つの天使と言ってもいいです。

 

なぜかっていうと、人間は過去を引きずって生きています。小さい時失敗した、親に怒られた。いろんなことを引きずって生きています。

 

その引きずってる過去から、切り離してくれるのが、実は、『死』という神様なんです

 

で、これはどういうことですか?っていうと。例えば、あなたが1ヶ月の命だ、今日一日の命だと言われたとします。

 

そうすると、もし今日一日の命だとしたら、行きたいとこ行こう。それから愛する人にお世話になりましたって言おう!とか、そういうことになります。

 

え~、死ということを考えます。親も、ずっと生きてると思うんじゃなくて、いつ死んじゃうかわかんない!っていうと。ああ、ご飯の一つも食べさしたいな、お寿司でも食べさしたいな。あんな貧しい中から自分のことをよく育ててくれたなぁとか、いろんなことを思います。

 

それと、私は仕事をしてて、いつも死というものを考えます。そうすると、一度、死というものに会うと、どんな会社をつくり、どんな財産をつくり、どんなに土地を持っても、一瞬にして無くなります

 

そうすると、人間って何をするべきなんだろう?ただただ、死を恐れるんじゃなくて、死というものがあるんだってこと考えただけで、そんなに業突く張り張りみたいなことしなくたっていいんだ。今、幸せじゃないか。

 

本当にこういうテープでも入れた方がいいんじゃないか。それから、人が喜ぶ講演会でもした方がいいんじゃないかって思います。

 

人は、死というものを恐れて、毛嫌いして生きてたけど、それは、悪魔がそうさせるんです。え~、死神がとり憑いて、自殺しちゃったとかってのもあるけど、それは寿命が来る前に、勝手に死んだ人にとり憑く、もののけか悪魔です。

 

昔、こういう外国の映画があって、私も小さい時でよく覚えてないんだけど、ああ、この人わかってんなって思ったことがあります。

 

それは、あるお婆さんが、もう年老いちゃったんだけど、死神が来るのを恐れて、入口という入口に、死神が入れないようなおまじないをして、ただただ年とって、顔が恐怖に震えてたとき、一人の旅の青年が来て、コンコンってその青年がものすごくやさしくて、一晩だけ泊めてください!つってその人を見て安心して中に入れたら、「お婆さん、もう頑張らなくていいんですよ?大変だったですね。私と一緒に逝きましょう」って言って、やさしく、その神様に抱かれるようにして死んでったの

 

それで、人は死んで、また生まれ変わり、何度も生まれ変わりするものだから、その迎えに来てくれる死っていうものを、怖いものだ怖いものだって思わせようとするのは、悪魔の仕業なの。

 

それより、もしかしたら、自分もいつ死ぬかわからないんだ。そして、相手の目の前にいる人もいつ死ぬかわからないんだ。

 

そう思ったら、イライラしてガガガガってね。お前なんか大っ嫌いだ!って、本当は愛してる人に言っちゃうこともある。でも、相手が死んじゃったら、あいつに俺何てこと言ったんだろう。

 

逆にいうと、自分が死んじゃったら、自分はすごくね、子どもやなんか愛してたのに、お前なんか本当はね、大っ嫌いだって言っちゃった。その日に死んじゃったら、自分は何って思うだろう。

 

そういうことを考えただけで、人はまともに、「愛の道」に戻れるの。だから、死というものに神という字がついてるっていうのは、ちゃんとした神なんであって、あなたたちが思ってる死神は、もののけだよ。本当はそういうものじゃないの。

 

もっとやさしくて、迎えに来てくれて、その人間が彷徨わないように迎えに来てくれる、もっとやさしいものなの。その死という故郷へ連れてってくれるための道先案内人。そのことを思っただけで、人は過去の嫌なことなんか考えてる必要もないし考えられないの。もう、やることがちゃんと見えてくるの。

 

それを、死というのを怖がらせ、思い出させないようにして、そうやって生きてるのは悪魔の使いで、あなたたちは悪魔を神だと思い、神を悪魔のように思ってるの。だから、不幸が続くんだよ。

 

え~、わかりづらいです。あの、1,000人に1人、1万人に1人、それすら、わかんないかもわかんない。でも、本当に逆さにものを考えてる。

 

人は何度も何度も生まれ変わります。だから、死なんか恐れることないし、死が恐れることないとしたら、死ぬ時に迎えにきてくれるその人も恐れることがないんです。

 

死を恐れないっていうのは、ムチャクチャに暴走族になれとか戦争しろとかって言ってんじゃないんだよ。ちゃんと生きて、ちゃんと迎えにきてくれるまともな話をしてる。

 

今言った話が、万人に1人でもわかってくれるとうれしいです。え~、以上でーす。

 

はい、え~、今のテープでちょっとわかりづらいんですけどっていう質問があったんで、それに答えます。

 

え~、悪魔を神だと思い、神を悪魔だと思ってるっていう言葉があるんですけど、それがわかりづらいっていうので、ちょっとそのことを説明します。

 

みんなが思ってる死神っていうのは、浮遊霊とか、悪魔とか、妖怪とかそういうのをみんなが死神だと思ってるんだよねって。

 

だけど、最後にあなたを死の世界へ連れってってくれる人っていうのは、あんな恐ろしいんじゃなくて、もっと美しくて、本当にきれいな輝きがあって、そういう人が出てきて、一緒に逝こうね!って連れってってくれるんですよね。

 

最後に出てくる最高の神である、最高の天使なんです。だから、それは違うよっていうことです。

 

それと、その最後に出てくる天使っていうことを思い出すと、例え話なんですけどこの前こういう人がいたんです。

 

私あの、親に対して、ついつい、こういうこと言っちゃうんだとか。言ったあとから、こうだよ、なんであんなこと言っちゃったのかなって反省するんだけど、ついつい、言っちゃうんだよね、って人がいたんですけど。

 

それは、死というものを完全に受け入れてないからなんだよ。だってあなたは親なんか、なかなか死なないと思ってるし、自分も死なないって思ってるから、そういうことが言えるけど、本当にお母さんってもう年だから、明日死んじゃうかもわからないし、あと、一週間の命かもわかんない。

 

そしたら、そんなことがパッと言える訳がないんだよね。だって本当は、愛してるんだよね。だから、自分も明日死んじゃうかもわかんないんだ。このお母さんも明日、死んじゃうかもわからないんだっていったら、やっぱし、心の中から愛のある言葉がスッと出てくるよね。

 

だから、この死の天使というのは、そうやってフッと死の天使を思い出しただけでも、心から正しい愛情が出てくるよねっていうことを言ってるんです。

 

それと、例えば、死ぬまで、「親が許せない、父親が許せなかった」っていう人もいるんです。だけど、本当にその父親が死んで何年も何年もしてくると、だんだんだんだん許せるようになったり、あぁいういいとこもあったな。

 

一つもいいところが無いって思ってた父親の、いいところがポツンと思いだしたり、これも、死という天使が、あなたの心の中に変化を起こさしてくれるんです。

 

それから、この世の話の中に急に暴走族の話なんか出てきて、あれって何ですか?っていうのは、あの、暴走族って暴走行為すると、ちょっとひっくり返っただけで死んじゃうような人がいっぱいいるんです。

 

あの、命を無駄にしてしまう人がいるけど、死を恐れないというのと、命を無駄にするというのは全然違う意味なんだよ。大切な大切な命なんだから、この大切な『命』をちゃんと全うしなくちゃいけないよ

 

それで全うしたときに、最後に出てきて、迷わないように、ちゃんと連れて行ってくれる最高に美しい神様のことを、ああいう、なんか鎌を持ったような悪魔のような形で、表現したりするのはいけないよね。それは違うと思うよ、っていうことを話してます。

 

自分なりに、精一杯このテープ入れて、私が今教えられることは、この程度のことです。どうもありがとうございます。

 

すいません。あのもう1個だけ追伸があるんで、ちょっとだけ入れさしてください。

 

え~、人って、等しく皆死にます。誰でもです。逃れることは絶対できません。そうすると、死というのは神が与えたものだから、誰も逃れる事はできないんです。そうすると、神様ってそんなに嫌なことを、大変なことを全員に与えるんだろうか?そんなこと絶対にないんです。

 

人間は何回も何回も生まれ変わって成長していきます。魂の成長が止まることもあります。新しく、身体がボロボロになってしまう事もあります、古くなってしまう事だってあります。

 

今世で、学び終える事もあります。いろんな事情があって人は死んでいきます。死というものをそんなに嫌なものと捉える必要はないんです

 

そして、必ず、死ぬときは死ぬときで、ちゃんと美しい人が迎えに来てくれるから、そんなに嫌なことじゃないんだよ。それから、神様は、全員がが嫌がり、全員が困るようなことをしないんだよって。

 

え~、そのことがわかれば、この話を通して聴いてもらうと、そうなんだよねってことがわかりやすくなると思います。

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